バイオテクノロジージャーナルオブジェ
トップページバックナンバー本誌の特徴書籍購入について
メニュー区切り
トップページ > 本誌のご案内 > 2006年7-8月号 > 喜怒脳楽
最新号(6月16日発行)
2006年7-8月号
(Vol.6 No.4)
定価 2,625円(税込)
バイテクノロジージャーナル最新号詳細

 お買い物カゴ


目次
■ ニュース
■ 実験技術
■ 研究戦略
■ 製品紹介
■ コラム&レポート
喜怒脳楽
■ 製品・サービス情報

喜怒脳楽
山元大輔

第10回 信ずるものは救われる
“信ずる者は救われる”から“信ずるものは騙される”への社会の発展.いや,きっと人類史の最初からヒトは騙し騙されを繰り返していたからこそ,無条件に信ぜよ,から説教は始まっているに違いない.そもそも人類誕生のずーっと前から,生物は騙し合いと化かし合いにしのぎを削り,その結果,豊かな多様性を生み出してきたとも言えるのだ.
(中略)
“信じやすさ”や“疑い深さ”に個人差があるという点は,日々実感されることなのだが,なぜそうなのか? 信じることのサイエンスを目ざすなら,まずは“とっても現金な”信頼から.そう,お金の貸借を考えてみる.
スイス・チューリッヒ大学の実態経済学研究所と臨床心理・精神科学教室,アメリカ合衆国のクレアモント大学大学院神経経済学研究センターの共同研究チームは,“マネーゲーム”を被験者にやらせながら,彼らの“信じやすさ”を「化学的に」操作することを試みて,実際それに成功している.

※これまでの掲載内容はこちらをご覧下さい


(C) YODOSHA CO., LTD. All Rights Reserved.
羊土社ホームページへ