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ロングリードシークエンス技術の進展

Advances in long-read sequencing technology
10.18958/7833-00036-0006196-00
松尾勇吾,関 真秀,鈴木 穣
Yugo Matsuo 1)/Masahide Seki 1)2)/Yutaka Suzuki 1)2):東京大学大学院新領域創成科学研究科メディカル情報生命専攻1)/東京大学大学院新領域創成科学研究科附属生命データサイエンスセンター2)

ロングリードシークエンス技術の登場から15年ほど経過し,ハードウェア・ソフトウェア両面の改良が進められてきた.PacBio社のシークエンサーは高精度リードのスループットが,Oxford Nanopore Technologies(ONT)社のナノポアシークエンサーはリード長や精度面がそれぞれ大幅に向上した.近年はMGI Tech(MGI)社からもナノポアシークエンサーが発売された.特にONTは,その原理からベースコール手法の改善が従来の課題である高いエラー率の解消に大きな役割を果たしている.これにより,従来困難だったT2Tでのde novoアセンブリや精度の高い構造多型解析が実現しつつあり,今後の拡大が期待される.

ロングリードシークエンス,ベースコール,エラー補正,de novoアセンブリ

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