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エクサカインとしての骨格筋由来IL-1βの役割

The role of skeletal muscle–derived IL-1β as an exerkine
10.18958/7833-00001-0006192-00
山田麻未,奥津光晴
Mami Yamada/Mitsuharu Okutsu:名古屋市立大学大学院理学研究科

骨格筋は,マイオカインと総称される生理活性物質を分泌する.一方,運動は,エクサカインと総称される生理活性物質を体内のさまざまな臓器から分泌する.特に骨格筋は,運動に伴う収縮刺激に応答して多様なマイオカインを分泌し,それらはエクサカインとして全身に作用する.これらのなかには,従来,骨格筋や臓器に負の影響を及ぼすと考えられてきた因子も含まれる.しかし,近年の研究では,それらが必ずしも負の作用のみを示すわけではなく,状況により生体恒常性維持に貢献する可能性を示している.本稿では,近年報告された骨格筋由来のエクサカインの新たな役割について概説する.

運動,マイオカイン,IL-1β,筋萎縮予防,抗酸化物質

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