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ゲノム言語モデルによる農業形質の新規アレルデザイン

Design of novel alleles for agricultural traits with genome language models
10.18958/7915-00001-0006270-00
赤木剛士
Takashi Akagi:理化学研究所革新知能統合研究センター/株式会社日本バイオデータ

農産物を遺伝的に改良していくことを「育種」と言う.現代育種は高解像度なゲノム・遺伝子情報を頼りにした新しい転換点を迎えているが,いくらゲノム情報が増えて「大規模データ」になったところで,それを実際の農業形質に応用するにはまだまだ多くの壁や限界があるのも事実である.ここでは特に作物(植物)に焦点を当て,その進化学的なコンテクストから見えるアレルデザインの方向性を踏まえたうえでゲノム言語モデルが生み出す新しい育種の可能性について紹介するとともに,植物科学におけるゲノム言語モデルの活用法についても議論したい.

植物ゲノム言語モデル,作物進化,cisデコーディング,発現デザイン,角度距離

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