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鏡像生体高分子の精密合成と次世代創薬への展開

Precision synthesis of mirror-image biomolecules for next-generation therapeutics
10.18958/7929-00036-0006327-00
林 剛介
Gosuke Hayashi:名古屋大学大学院工学研究科生命分子工学専攻

有機化学の発展・成熟により,現代では多くの生体分子は人の手で合成可能となり,DNAやRNA,タンパク質など生体高分子の合成法も確立されつつある.生体分子の多くはキラリティをもつため,その鏡像異性体が存在するが,近年生体高分子の鏡像異性体を化学合成し,ライフサイエンス研究や医学・薬学研究に応用する試みがさかんに行われるようになってきた.本稿では,鏡像タンパク質を合成する技術について解説し,それらを用いたバイオテクノロジーや創薬研究について筆者の研究成果を中心に解説する.

有機化学,キラリティ,生体高分子合成,進化分子工学,合成生物学

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