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ATPが駆動するマスト細胞活性化機構:細胞内エネルギー分子から炎症シグナルへ

ATP-drive mast cell activation: From intracellular energy currency to inflammatory signal
10.18958/7967-00036-0006561-00
松下珠美,倉島洋介
Tamami Matsushita1)2)/Kurashima Yosuke1)〜3):千葉大学大学院医学研究院イノベーション医学分野/国際アレルギー粘膜免疫学分野1)/千葉大学未来粘膜ワクチン研究開発シナジー拠点粘膜疾患制御学研究室2)/免疫アレルギー疾患研究10か年戦略次世代タスクフォース(ENGAGE-TF)3)

細胞内エネルギー担体として知られるアデノシン三リン酸(ATP)は,細胞の生命維持活動に必須の分子である.一方で,ATPはひとたび細胞外に放出されると,アレルギー炎症を誘導するシグナル分子として機能することが知られている.本稿では,非IgE依存的にマスト細胞を活性化する細胞外ATPに焦点を当て,その放出機構,生体内における制御機構,ならびに炎症に寄与する分子基盤について概説し,今後の研究を展望する.

細胞外ATP,プリン作動性受容体,炎症シグナル

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