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MRGPRX2が切り拓く非IgE依存的アレルギー応答研究

The significance of MRGPRX2 in IgE-independent allergic responses
10.18958/7967-00036-0006560-00
貝谷綾子,伊沢久未,北浦次郎
Ayako Kaitani/Kumi Izawa/Jiro Kitaura:順天堂大学大学院医学研究科アトピー疾患研究センター

多くのカチオン性薬剤がヒトのGタンパク質共役型受容体(MRGPRX2)に作用してマスト細胞(肥満細胞)を活性化する.このときマスト細胞の脱顆粒に伴い放出される大量のプロテアーゼやヒスタミンが偽アレルギーを誘導する.他方,プロテアーゼはペプチド作動性の侵害受容ニューロンを活性化し,放出されるサブスタンスPがMRGPRX2を介してマスト細胞の脱顆粒を増幅する.ハウスダストマイトなどがこの侵害受容ニューロンを直接活性化する場合も同様の増幅回路が作動する.このように,MRGPRX2の介在するマスト細胞と感覚神経のクロストークは非IgEアレルギー応答で重要な働きをする.

MRGPRX2,マスト細胞(肥満細胞),脱顆粒, 感覚神経,サブスタンスP

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