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“感作なき即時型反応”をどう捉えるか:MRGPRX2時代の「偽アレルギー」マネジメント

Unraveling immediate hypersensitivity without prior sensitization: Pseudoallergy management in the MRGPRX2 era
10.18958/7967-00036-0006563-00
足立剛也,寅丸智子
Takeya Adachi1)2)/Tomoko Toramaru3):慶應義塾大学病院アレルギーセンター1)/慶應義塾大学医学部皮膚科学教室2)/慶應義塾大学医学部麻酔学教室3)

事前感作なく初回投与時に生じる即時型反応「偽アレルギー」は,MRGPRX2を介したマスト細胞の直接脱顆粒,補体系の過剰活性化による反応(CARPA)など機序解明が進んでいる.本稿では,バンコマイシンや筋弛緩薬など周術期の代表的原因薬剤とその臨床的特徴を概説する.また,術中のアドレナリン早期投与の重要性に加え,多職種連携による原因究明,デラベリング,投与速度調整や前投薬といったメカニズムに基づく実践的マネジメントと予防策について紹介したい.

MRGPRX2,偽アレルギー,周術期アナフィラキシー,オピオイド,バンコマイシン

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