この記事は有料記事です
（残り約4,600文字）
-
【スマホで読める実験医学】終末期像から推定される膵管がんフェノタイプの不均一性と可塑性
550円
550円
終末期像から推定される膵管がんフェノタイプの不均一性と可塑性
A unifying paradigm for transcriptional heterogeneity and squamous features in pancreatic ductal adenocarcinoma
Hayashi A, et al：Nature Cancer, 1：59-74, 2020
Akimasa Hayashi/Christine A. Iacobuzio-Donahue：The David M. Rubenstein Center for Pancreatic Cancer Research, Memorial Sloan Kettering Cancer Center（メモリアル・スロンケタリングがんセンターDavid M. Rubenstein膵がん研究センター）
10.18958/6587-00003-0000935-00
これまでの大規模研究の結果から，膵がんは，いくつかの遺伝子発現サブタイプに分類可能なことが知られていたが，一つの症例・腫瘍内での不均一性は不明な部分が多かった．今回，われわれは，研究解剖の複数の部位から採取したサンプルを用いて，網羅的解析を行った結果から，特に扁平上皮分化を示す膵がんにおいて，一つの腫瘍内に複数の遺伝子発現サブタイプが存在しうることを示した．
関連コンテンツ
