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【スマホで読める実験医学】クローン性造血が駆動する大動脈瘤:変異マクロファージの破骨細胞様分化を標的とした新規治療戦略の可能性
550円
大動脈瘤は加齢に伴う重篤な血管疾患だが,進行を抑える薬物治療はない.われわれは,加齢とともに血液細胞に体細胞変異クローンが拡大する「クローン性造血」が,その進展を駆動する病態因子であることを見出した.腹部大動脈瘤患者の約6割にクローン性造血を認め,保有者では動脈瘤の拡大が速かった.マウスではTet2変異マクロファージが破骨細胞様細胞へ分化し,細胞外マトリクスを分解して動脈瘤を悪化させた.この分化を担うRANK–RANKL経路の阻害は動脈瘤進展を抑制し,既存薬を用いた治療の可能性を示した.
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