基礎から学ぶ生物学・細胞生物学

基礎から学ぶ生物学・細胞生物学

  • 和田 勝/著
  • 定価 3,000円+税
  • 2006年11月発行
  • B5判
  • 285ページ
  • ISBN 978-4-7581-0808-9
  • 販売状況: 注文不可
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高校生物を学んでいない学生にもオススメ!大学から生命科学系の学習を始めるために最適の入門教科書です.詳細でわかりやすいイラストが満載で,生物学・細胞生物学の基本を一通り身に付けられる一冊です.

内容見本
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※本書の正誤表はこちらをご参照下さい.

目次

序章 はじめに

1.科学とは何か?

  • 科学とは
  • 法則と理論

2.生物学とは,生物学の方法

  • 生物学とは
  • 生物学は特殊だった?
  • 仮説を立てるために
  • 観察のための道具

1章 生物学の基本

1.地球上には多様な生物が生存している

  • 人は区別する
  • 名前をつける

2.神の栄光のために生物を分類する

  • リンネの自然の体系
  • リンネの考え方
  • 分類学の基礎

3.進化論の登場(神の退場)

  • ダーウィン以前
  • ダーウィンが考えたこと
  • 進化論その後

4.地球上の生物に共通すること (1)(細胞説)

  • 細胞説の前夜
  • 細胞説

5.地球上の生物に共通すること (2)(メンデルの遺伝の法則)

  • メンデル以前
  • メンデルの行った実験
  • メンデルの遺伝の法則
  • 見かけ上,メンデルの法則が当てはまらない例
  • メンデルの法則その後

6.生物体のつくりと階層性

  • 細胞,組織,器官,器官系
  • 生物界の階層性
  • 細胞が基本

2章 細胞のプロフィール

1.光学顕微鏡と電子顕微鏡の発明

2.細胞には多様な横顔がある

  • 多様な細胞の形
  • 細胞の概観

3.細胞を構成している物質

  • 水の性質
  • モノマーとポリマー
  • タンパク質
  • 核酸
  • 糖質
  • 脂質

4.細胞小器官の構造と機能

  • 小胞体とリボソーム
  • ゴルジ装置
  • ミトコンドリア
  • 葉緑体
  • 細胞骨格

5.細胞を取り巻く細胞膜の構造と機能

  • 細胞膜の構造
  • 細胞膜の機能

3章 何が細胞の形や機能を決めているか

1.形質を決めているものを求めて

  • DNAの発見
  • 染色体地図
  • 遺伝子はタンパク質をコードしている
  • 遺伝子の本体はDNAだ

2.遺伝子としてのDNA

  • DNAの化学的性質の研究
  • ワトソン・クリックのモデル
  • 遺伝の暗号はどう解読されたか

3.DNAからタンパク質へ (1)(転写)

  • 転写の過程
  • リボソームとtRNA

4.DNAからタンパク質へ (2)(翻訳)

  • リボソーム表面上にあるさまざまな結合部位
  • 翻訳の過程
  • 合成されたタンパク質の行方

5.タンパク質の構造と機能(形と機能の裏腹な関係)

  • ヘモグロビンの形
  • ヘモグロビンのはたらき
  • ヘモグロビンの変異

4章 細胞が生きて活動していくために

1.何をするにもエネルギー(ATPの産生)

  • ATPって何?
  • エネルギー獲得の概観
  • 解糖はサイトゾールで 
  • 解糖の過程を動かし続けるために
  • ミトコンドリア内で営まれる効率的なエネルギー生産

2.葉緑体による光エネルギーの固定

  • グルコース産生は燃焼の逆反応?
  • 光合成電子伝達系
  • 炭酸同化反応
  • 太陽の恵みと動物と植物の深い関係

3.代謝経路のネットワーク

  • 代謝経路とは
  • 酵素タンパク質
  • 補酵素の必要な酵素
  • タンパク質以外の物質の合成
  • 代謝の調節
  • 代謝経路のネットワーク

5章 タンパク質が細胞のさまざまな活動を担う

1.タンパク質のさまざまな機能(酵素,運搬,ホルモン,受容体,細胞骨格)

  • 膜内輸送タンパク質
  • ホルモンタンパク質
  • 受容体タンパク質

2.細胞は動く

  • アクチンフィラメント
  • 微小管
  • 筋収縮

3.タンパク質はDNAへはたらきかける

  • オペロン説
  • 真核生物の場合

4.細胞膜に埋め込まれた膜タンパク質の重要な機能

  • 細胞膜の構造
  • グルコーストランスポーターとアクアポリン
  • 接着タンパク質

6章 多細胞生物への道(1)(細胞間の情報交換)

1.細胞は集まって

  • 細胞同士の付き合い方 −多細胞生物の場合は
  • 細胞間の結合の役割

2.細胞間の情報交換

  • 細胞どうしの情報交換の方式

3.ホルモンと受容体で情報を伝える

  • 信号分子としてのホルモン
  • 水溶性ホルモン受容体の種類
  • Gタンパク質連結型受容体の場合 −グルカゴンが作用するしくみ
  • 酵素連結型受容体の場合 −インスリンが作用するしくみ
  • 骨格筋における代謝 −受容体の有無による作用の違い
  • もう1つのGタンパク質連結型受容体(IP3-Ca2+系)

4.信号分子による転写の調節(細胞外から遺伝子への情報伝達)

  • ステロイドホルモンと受容体
  • ステロイドホルモン受容体複合体は遺伝子の転写を制御
  • ステロイドホルモンの作用のしかた

5.イオンチャネル連結型受容体を介した情報伝達

  • 神経系による情報伝達
  • アセチルコリン受容体

7章 多細胞生物への道(2)(細胞の数を増やす)

1.DNAの複製

  • 細胞の数を増やす
  • DNAはどのように複製されるのか
  • DNA複製の過程

2.細胞周期と体細胞分裂

  • 細胞周期
  • 体細胞分裂の過程

3.細胞周期の調節

  • チェックポイント
  • サイクリン依存性キナーゼとサイクリンの発見

4.突然変異とDNA修復機構

  • 突然変異
  • 突然変異が起こる原因
  • DNAの誤りを正す

8章 多細胞生物への道(3)(個体の数を増やす・発生と分化)

1.減数分裂(次の世代をつくるために)

  • 生殖と繁殖
  • 減数分裂とは
  • 減数分裂の過程
  • 減数分裂による遺伝的多様性

2.生殖細胞の形成

  • 性とは
  • 精子形成
  • 卵形成

3.受精

  • 先体反応
  • 多精拒否機構
  • 卵の賦活(活性化)

4.初期発生と器官形成

  • ウニの初期発生
  • カエルの初期発生
  • 器官形成

5.始原生殖細胞と性分化

  • 極細胞,始原生殖細胞
  • 生殖腺へ

6.細胞間のコミュニケーションによる分化のしくみ

  • ごく短い発生学の歴史
  • 誘導・分化・拘束
  • 種によって異なる卵での指定の時期
  • 体軸の決定
  • ホメオボックス

9章 個体を守る免疫のシステム

1.非特異的生体防御機構

  • 体を守るフロントライン
  • 第一防衛ラインが破られたら

2.特異的生体防御機構

  • 第三の防衛ライン,免疫の概要
  • 免疫にはリンパ球が関与する
  • リンパ系器官
  • 免疫応答

3.抗体による攻撃(体液性免疫)

  • 抗体分子の構造
  • 抗体には種類がある
  • 抗原とは
  • 抗体の多様性はどうして生ずるか

4.T細胞による攻撃(細胞性免疫)

  • MHCタンパク質
  • 細胞傷害性T細胞(キラーT細胞)
  • T細胞受容体

5.免疫機能の制御

  • ヘルパーT細胞
  • マクロファージの役割
  • 記憶細胞
  • 胸腺での訓練
  • 免疫グロブリンスーパーファミリー

10章 生きること,死ぬこと(細胞の再生と死,個体の死)

1.細胞の再生

  • 細胞再生の違いによる細胞の分類
  • 幹細胞による細胞再生系
  • 分化した細胞
  • 細胞分裂に限りはあるのか

2.細胞が死ぬとき

  • ネクローシスとアポトーシスの違い
  • アポトーシスの起こるとき
  • アポトーシスの共通経路
  • アポトーシスの引金

3.老化・寿命と遺伝子の関係

  • ヒトの老化は規格外?
  • 早老症
  • 再び老化とは

4.ガンを含むさまざまな病気とその原因

  • 病気の定義
  • 遺伝子の変異による病気
  • 病原体による病気
  • ガン
  • その他の病気

11章 個体としてのまとまり(外部環境を認識し,内部環境を調節する)

1.内部環境を一定に

  • 外部環境と内部環境
  • ホメオスタシスの機構
  • 制御中枢の必要性

2.制御中枢による情報の処理と調節

  • ニューロン
  • ニューロンのはたらき
  • グリア細胞 
  • 神経系の発達
  • 内分泌系の中枢

3.動物の行動

  • 生まれつき備わった行動
  • 学習や知能によって獲得される行動

4.感覚器官と感覚の受容

  • 感覚の種類
  • 機械的刺激の変換
  • 化学的刺激の変換

12章 生物の進化と多様性

1.個体の生きる場所(多様な環境に適応して生きる)

  • 多様な生物を支える多様な生態圏
  • 個体群密度

2.進化と多様性の創出

  • 進化は個体群で起こる
  • ハーディー・ワインベルグの法則
  • 実際の個体群は遺伝子平衡ではない
  • ランダムな変異を方向づける
  • 中立的な突然変異と遺伝的浮動
  • 漸進説,種分化,小進化
  • 断続平衡説,大進化

3.地球上の生物多様性を守るために

  • なぜ生物の多様性か
  • 生物の多様性とは
  • 生物多様性消失の要因と多様性の保全
教科書採用者の声
  • 図がわかりやすい.最新の知見が盛り込まれている.価格が手ごろ(担当講義:生命科学(工学部,1年))
  • パワーポイントを活用しているため,図表のCD-ROMを提供していただけることは大変ありがたい(担当講義:生物学(医療保健学部,1年))
  • 非常に平易かつ,図表も適切でわかりやすい(担当講義:薬学の基礎としての生物(薬学部,1年))
  • (採用のポイント)必須知識の簡潔記載,図・写真が効果的,公平な内容,発展的内容を含む(担当講義:基礎生物学)

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  • 【本書名】基礎から学ぶ生物学・細胞生物学
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