次号予告実験医学増刊号

次号 実験医学増刊 Vol.40 No.15(2022年9月5日発行予定)

全容解明に挑む自己免疫疾患研究
(仮題)

編集/藤尾圭志(東京大学病院アレルギーリウマチ内科)

技術の進歩によりビッグデータの解析が可能となり、自己免疫疾患領域ではヒト検体の解析が進んでいる。それらのヒト免疫系の情報を従来のマウスモデル研究と組み合わせることで、自己免疫疾患の病態の理解が急速に進みつつある。本特集号では幅広い自己免疫疾患研究の最新の進展について、さまざまな研究領域のエキスパートに解説いただく。それにより読者の自己免疫疾患研究の全容の理解が進み、さらなる研究の発展に役立てていただく事が目的である。(編者より)

  • 序にかえて:拡がる免疫学のフロンティア【藤尾圭志】

第1章 精密医療を目指したマルチオミクス解析によるアプローチ

  • 1)免疫担当細胞のトランスクリプトームとゲノムからの自己免疫疾患の層別化【藤尾圭志】
  • 2)ヒト・微生物のゲノム情報から自己免疫疾患を紐解く【岡田随象】
  • 3)東アジア人・日本人特異的自己免疫疾患遺伝素因【寺尾知可史】
  • 4)メタゲノム解析からの層別化医療への展望【井元清哉】
  • 5)分子的寛解を基盤とした関節リウマチの層別化医療【竹内 勤】
  • 6)イミュノフェノタイピングによる自己免疫疾患の層別化医療【田中良哉】
  • 7)ミトコンドリアによる炎症制御と自己免疫疾患【熊ノ郷淳】
  • 8)遺伝性免疫疾患研究から展開する精密医療【森尾友宏】

第2章 自己免疫疾患の基盤メカニズムの最新知見

  • 1)中枢性免疫と自己抗原多様化機構【高柳 広】
  • 2)末梢性免疫自己寛容と自己免疫病【坂口志文】
  • 3)免疫チェックポイント分子と自己免疫【岡崎 拓】
  • 4)免疫寛容の分子基盤とその破綻による疾患【吉村昭彦】
  • 5)ヒトT follicular helper細胞の分化,成熟,機能維持機構―ヒト自己免疫疾患治療ターゲットとしての考察【上野英樹】
  • 6)自己免疫疾患におけるperipheral helper T細胞を起点とした末梢組織の獲得免疫【吉富啓之】
  • 7)自己免疫疾患におけるメモリー様B細胞制御【黒崎知博】
  • 8)ゲートウェイ反射による自己免疫疾患の制御【村上正晃】
  • 9)疾患特異的マクロファージの機能的多様性―線維化にかかわるマクロファージと非免疫系のクロストークの研究【佐藤 荘】
  • 10)多様な疾患におけるILC2の役割【茂呂和世】
  • 11)自己免疫疾患の治療標的分子としての転写因子IRF5【田村智彦】
  • 12)免疫寛容の破綻による自己抗体の新たな産生機構【荒瀬 尚】

第3章 自己免疫疾患の特異的病態経路の解明

  • 1)希少ヒト疾患の遺伝子変異の機能解析【安友康二】
  • 2)自己免疫疾患におけるI型インターフェロン産生経路【三宅幸子】
  • 3)RNA制御とⅠ型インターフェロノパシー【河原行郎】
  • 4)自己免疫・自己炎症性疾患における体細胞変異― VEXAS 症候群を中心に【桐野洋平】
  • 5)関節リウマチにおけるシトルリン化タンパク質とその役割― ITIH4 を一例に【松本 功】
  • 6)全身性エリテマトーデスにおけるNETの役割【庄田宏文】
  • 7)免疫学的治療の有効性からみえてきた炎症性皮膚疾患におけるサイトカインの役割【椛島健治】
  • 8)自己免疫疾患における新しい自己抗体測定系【吉崎 歩】
  • 9)生体イメージングが照らし出す臓器炎症プロセスの実体【石井 優】

※ タイトルはすべて仮題です.内容,執筆者は変更になることがございます.

今後のラインナップ
2022年9月号 Vol.40 No.14(2022-08-20発行予定)
【特集】代謝調節の立役者 分岐鎖アミノ酸
増刊号 Vol.40 No.15(2022-09-05発行予定)
全容解明に挑む自己免疫疾患研究(仮)
2022年10月号 Vol.40 No.16(2022-09-20発行予定)
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増刊号 Vol.40 No.17(2022-10-20発行予定)
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2022年11月号 Vol.40 No.18(2022-10-20発行予定)
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