次号予告実験医学増刊号

次号 実験医学増刊 Vol.44 No.10(2026年6月5日発行予定)

標的疾患を拡げる核酸医薬〜有用な技術と現在の創薬プロセスを知り、新薬を創出する!(仮)

編集/程 久美子、吉岡耕太郎、原 倫太朗(東京科学大学 核酸・ペプチド創薬治療研究センター)

近年、核酸医薬は新薬の承認が相次いでおり、臨床試験も多数進行しています。また、ASOとsiRNAの使い分けやLNP以外の送達方法の進展など、研究・開発ともに盛り上がっており、核酸医薬学会の盛況ぶりからも、アカデミアから産業側まで多くの方が興味を持っていることがうかがえます。小誌では4年ほど前に「核酸医薬」増刊号を発行しご好評いただきましたが、この間の進展は著しく、今回、最新動向を網羅し核酸医薬のいまが一冊でわかるような書籍をめざし、本号を企画させていただきました。(編集部)

  • 序にかえて【程 久美子】

総論ー核酸医薬モダリティ

  • 1) ASO【笠原勇矢】
  • 2) siRNA【程 久美子】
  • 3) HDO【山下順範】
  • 4) アプタマー【中村義一】
  • 5) miRNA【田原栄俊】
  • 6) RNA編集核酸【福田将虎】
  • 7) mRNA医薬【内田智士】

第1章 最近の進展

  • 1) 日本発の核酸医薬が切り拓く開発戦略(Viltralsenを事例に)【武田伸一】
  • 2) DDSの展望(特にリガンド結合型DDS)【鈴木裕太】
  • 3) オフターゲット評価【内藤雄樹】
  • 4) n-of-1創薬【桑原宏哉、中山東城】
  • 5) SNP標的核酸医薬の開発【鹽野敬彦】
  • 6) AI技術を利用した核酸医薬創薬【奥野恭史】
  • 7) 核酸医薬の製造方法の発展(特にGMPグレード)【南海浩一】
  • 8) 核酸イメージング【藤 加珠子】

第2章 化学合成・化学修飾

  • 1) リン原子修飾核酸【原 倫太朗】
  • 2) 架橋型核酸【佐藤秀昭】
  • 3) 糖部修飾核酸【山田 研】
  • 4) モルフォリノ核酸【和田 猛】
  • 5) 非環状型核酸アナログ【浅沼浩之】
  • 6) mRNAの化学合成【阿部 洋】

第3章 DDS

  • 1) LNP【秋田英万】
  • 2) GalNAcを含む糖鎖リガンドDDS【上原啓嗣】
  • 3) YBC【宮田完二郎】
  • 4) ナノマシン【位髙啓史】

第4章 生体応答

  • 1) 体内動態【西川元也】
  • 2) 細胞内動態(エンドソーム脱出を中心に)【園原照隆】
  • 3) ヌクレアーゼ【正木慶昭】
  • 4) 免疫応答【竹内 理】
  • 5) 核酸神経毒性【角谷友美】
  • 6) long noncoding RNAを標的とする核酸医薬研究【廣瀬哲郎】

第5章 レギュラトリーサイエンス

  • 1) 核酸医薬の規制整備に向けた取り組み【井上貴雄】
  • 2) 品質管理・評価【関口光明】
  • 3) 非臨床安全性評価【太田哲也】
  • 4) 薬物動態評価【岩﨑紀彦】

第6章 疾患

  • 1) がん【吉見昭秀】
  • 2) 神経疾患【吉岡耕太郎、黒田隆之】
  • 3) 筋疾患【青木吉嗣】
  • 4) 高血圧、循環器疾患【斯波真理子】

※ タイトルはすべて仮題です.内容,執筆者は変更になることがございます.

今後のラインナップ
2026年6月号 Vol.44 No.9(2026-05-20発行予定)
【特集】特集1:冬眠・休眠の代謝機構を知り、ヒトへの医療応用をめざす/特集2:がん治療の鍵を握るVEGFと腫瘍免疫環境
増刊号 Vol.44 No.10(2026-06-05発行予定)
標的疾患を拡げる核酸医薬 有用な技術と現在の創薬プロセスを知り、新薬を創出する!(仮)
2026年7月号 Vol.44 No.11(2026-06-19発行予定)
【特集1】研究資金獲得の方法とコツ あなたのキャリアステージにあった戦略で予算を獲る!/【特集2】非IgEアレルギー マスト細胞の知られざる応答と治療展望(仮)
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