次号予告月刊実験医学

次号・2017年12月号 Vol.35 No.19(2017年11月20日発行予定)

特集/少数性生物学への誘い (仮題)

企画/永井健治(大阪大学)

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これまでにない仮説を,“すごい”解析法で実証してゆくことは,未知が多い生命科学でこそ味わえる科学の醍醐味かもしれません.なかでも「少数性生物学」は,その従来の視点を覆すパラダイムに立脚し,先端的な計測技術と解析技術が両輪となって得られた結果がさらなる想像を呼び起こす点において,群を抜く「おもろさ」が潜んでいます.本特集では,少数性に着目する背景にはじまり,少数性を暴く技術,そして少数性が統べる生理現象を紹介し,「こんなところにも少数性があったのか」「マイナー因子ってかっこいい」と思わせる「少数性生物学」の世界にいざないます.

  • 概論―少数性生物学とは何か?【永井健治】
  • 少数の反乱と個性―分子の数と生命らしさ【冨樫祐一,新海創也,小松﨑民樹】
  • 少数の要素を計測する―ウイルス何個で“感染”するか? 【野地博行,田端和仁,大場雄介】
  • 少数によるシステム転換―細胞の数と生命らしさ【堀川一樹,永井健治】
  • 少数支配を実現するゲノム―驚異のゲノム収納術【前島一博】
  • 少数で製造を制御する―べん毛をいつ,何本生やす?【今田勝巳,小嶋誠司】
  • 少数による細胞機能創発―細菌が走りだすとき【石島秋彦,福岡 創】
  • 少数が刻む生物時計―細胞が知る時間【大出晃士,上田泰己】

連載

  • Update Review
    • DOHaD研究の展望と課題【中野有也】
  • クローズアップ実験法
    • 簡便かつ低コスト化を実現したヒト多能性幹細胞の培養法 【末盛博文】
  • 創薬に懸ける
    • 血球産生を促進する造血因子の発見と特許競争 【宮崎 洋】
  • その他