編集/田宮 元(東北大学大学院医学系研究科/ 東北大学言語AI 研究センター/ 理化学研究所革新知能統合研究センター)
近年,ゲノムを「言語」としてAIに学習させ,人知を超えた洞察や創造を可能にする「ゲノム言語モデル」が急速に進展しています.特に最新のEvo2モデルが発表され,その性能はこれまでのモデルを大きく凌駕しつつあります.疾患関連バリアントの解釈や遺伝子機能の予測から,創薬・治療標的の探索,さらには新しい生物分子の設計に至るまで,応用範囲は従来のゲノム解析の枠を大きく超えるものになると期待されています.本特集では,この分野の基盤となる理論から医学・生命科学における最先端の応用までを,第一線の研究者にご解説いただきます.分野横断的に共有すべき展望と課題を提示し,生命科学研究者がこの革新技術の本質と将来性を的確に理解し,研究に活かす一助となることを狙いとしています.(編者より)
編集/鈴木 忍(京都大学成長戦略本部統括事業部イノベーション領域)
近年,政府は「スタートアップ育成5か年計画」を掲げ,研究成果の事業化や大学発ベンチャー創出を強力に推進し,研究エコシステムの整備を進めています.こうした流れのなかで,基礎研究者にも研究初期から「社会実装」を意識することが求められています.社会実装を視野に入れることで研究は社会課題と結びつき,産業界や投資家との連携を通じて資金循環を生み,基礎研究の持続性を支えることができます.本特集は,研究者が世界と競える強い研究力を育むために重要な研究エコシステムへの理解を深めていただくことを目的としています.(編者より)
※ タイトルはすべて仮題です.内容,執筆者は変更になることがございます.