次号予告月刊実験医学

次号・2020年2月号 Vol.38 No.3(2020年1月20日発行予定)

特集/PAIN
メカニズムと新たな役割(仮題)

企画/津田 誠(九州大学大学院薬学研究院ライフイノベーション分野)

末梢組織から脳への侵害刺激信号の流れは古くから知られています.一方,生物は多様な刺激をどのように区別し伝達しているのか,そして「痛み」はどのように発生するのかはほとんどわかっていません.そのようななか,近年の1細胞遺伝子解析から,予想をはるかに上回る神経細胞の多様性と複雑さが示され,それぞれの役割も徐々に明かされています.さらに最近では,痛覚伝達システムが細菌感染による免疫・骨細胞応答や,がん細胞制御に重要な役割を担うという,きわめて興味深い知見も示され,その新しい生体ディフェンスと恒常性維持機構が注目されています.本特集では,痛みが生み出される神経化学的なしくみ,痛みが有する新しい側面,その異常による慢性疼痛,そして痛みの克服に向けた治療薬開発のヒントについて,最新の知見をご紹介します.

  • 概論─痛み研究の新展開【津田 誠】
  • 末梢組織での侵害受容センシング機構【丸山健太】
  • 脊髄後角での侵害受容信号プロセシング機構【八坂敏一】
  • 侵害受容信号から「痛み」を生み出す脳内機構【加藤総夫】
  • グリア細胞による痛覚の調節機構【津田 誠】
  • がん・免疫における痛みの新たな役割【成田 年】
  • 疼痛のバイオマーカー探索【住谷昌彦】

連載

  • いま知りたい!!
    • 研究成果は誰のもの?〜アカデミア研究者が知るべき特許のはなし (仮)【隅藏康一】
  • 新連載 論文査読のリアル〜査読で消耗しない心構えとテクニック
    • 【水島 昇】
  • その他

※ タイトルはすべて仮題です.内容,執筆者は変更になることがございます.

今後のラインナップ
2020年1月号 Vol.38 No.1(2019-12-20発行予定)
【特集】iPS細胞のいま
増刊号 Vol.38 No.2(2020-01-20発行予定)
遺伝子治療の本格的幕開け(仮)
2020年2月号 Vol.38 No.3(2020-01-20発行予定)
【特集】PAIN〜メカニズムと新たな役割〜(仮)
2020年3月号 Vol.38 No.4(2020-02-20発行予定)
【特集】複雑な形質のゲノム医科学(仮)
増刊号 Vol.38 No.5(2020-03-05発行予定)
構造生命科学からトランススケール・イメージングによる細胞動態学へ(仮)
実験医学 定期購読
サイドメニュー開く

TOP