次号予告月刊実験医学

次号・2024年5月号 Vol.42 No.6(2024年4月19日発行予定)

特集/フィールドワークから細胞生物学,公衆衛生学まで
総合知で挑むこれからの感染症研究
世界を驚かせた「コンソーシアム型」のCOVID-19 研究から次の一手を探る(仮題)

企画/佐藤 佳(東京大学医科学研究所システムウイルス学分野)

新型コロナパンデミックは,現代社会のあり方だけではなく,基礎研究のあり方にも大きなインパクトを与えました.執筆者の皆さまには,パンデミックの中で,その原因ウイルスについての基礎研究を推進されてきた視点から,研究の過程で気づいたことやあるべき姿勢,重要なことなどについて,忌憚なくご執筆いただきます.「次のパンデミック」に備えるために,私たちになにができるのか.基礎研究の見地からできることについて,議論・提案するための特集となればと思っています.(企画者より)

  • 概論―パンデミックの最前線で躍動する基礎ウイルス学【佐藤 佳】
  • コラム:ウイルスをまたいだ研究(エイズ研究から新型コロナに参入したG2P-Japanメンバーの視点から)【池田輝政,齊藤 暁】
  • 【座談会】次のパンデミックに向けて【佐藤 佳,福原崇介,福永興壱,押谷 仁,忽那賢志】
  • フィールドワークによる新規病原ウイルス探索【松野啓太】
  • 分子系統学×バイオインフォマティクスによる新型コロナウイルスの流行動態解析【伊東潤平】
  • 超高速なウイルス人工合成法の確立【福原崇介】
  • iPS細胞分化培養システムのウイルス研究への活用【高山和雄】
  • 構造生物学から迫るウイルス学【橋口隆生】
  • 遺伝統計学と感染症ヒトゲノム研究【岡田随象】

連載

  • いま知りたい!!
    • 今がん研究で注目されている染色体外DNA:謎に包まれているがんゲノム異常(仮)【柴田龍弘】
  • クローズアップ実験法
    • CoMBI法:低価格で多用途な2D&3Dイメージング手法(仮)【多鹿友喜】
  • その他

※ タイトルはすべて仮題です.内容,執筆者は変更になることがございます.

今後のラインナップ
2024年4月号 Vol.42 No.6(2024-03-20発行予定)
【特集】動き始めたゲノム編集の医療応用
増刊号 Vol.42 No.7(2024-04-19発行予定)
大規模データ・AIが切り拓く 脳神経科学の新地平(仮)
2024年5月号 Vol.42 No.8(2024-04-19発行予定)
【特集】総合知で挑むこれからの感染症研究(仮)
2024年6月号 Vol.42 No.9(2024-05-20発行予定)
【特集】ヒト初期発生に挑む胚モデル(仮)
増刊号 Vol.42 No.10(2024-06-05発行予定)
良い炎症・悪い炎症から捉えた腫瘍免疫学(仮)
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