次号予告月刊実験医学

次号・2021年11月号 Vol.39 No.18(2021年10月20日発行予定)

特集/個体発生とオルガノイド
パターニングの理解と制御(仮題)

企画/髙里 実(理化学研究所生命機能科学研究センター)

近代生物学の発展に伴い,モデル動物の解析から膨大な発生生物学的知見が蓄積され,それら知見と近年の幹細胞の培養・操作手法の技術的進歩とが融合した結果,「オルガノイド」とよばれる人工三次元器官が生み出された.これまでに複数の臓器オルガノイドが開発されており,そのなかから創薬や再生治療につながる成果も出つつあるが,オルガノイドの組織・機能の質的向上は現在も継続し,今後も絶え間なく続いていくだろう.その過程は,前述の融合のくり返しであり,本質的には,個体発生過程における組織パターニングの原理を見つけ,それをオルガノイド作製に還元していく作業に他ならない.そこで本企画では,この作業の解説,すなわち個体発生における組織パターニングの知見とヒトES/iPS細胞の分化制御の実態を比較対比し,各臓器オルガノイドの作製に導く方法を解説する.新しいオルガノイドの開発,既存オルガノイドのブラッシュアップをめざす研究者達の参考書的な特集内容としたい.(企画者より)

  • 概論―個体発生とパターニング【髙里 実】
  • 神経発生パターニングと海馬オルガノイド【坂口秀哉】
  • 気管発生パターニングと肺オルガノイド【森本 充】
  • 腸管発生パターニングと肝臓膵臓オルガノイド【武部貴則】
  • 中外軸パターニングと肢芽オルガノイド【永樂元次】
  • 前後軸パターニングと腎臓オルガノイド【西中村隆一】
  • 初期胚発生パターニングとガストルロイド【高島康弘】

連載

  • いま知りたい!!
    • はじめよう!研究者ポッドキャスト―多様な研究者を“聴ける化”する新たなメディア (仮)【座談会/石黒 宗,加藤郁佳,宮脇健行】
  • クローズアップ実験法
    • プログラミングなしで画像認識AIモデルを構築する(Google CloudのAutoML Vision)(仮)【小林秀行】
  • その他

※ タイトルはすべて仮題です.内容,執筆者は変更になることがございます.

今後のラインナップ
増刊号 Vol.39 No.17(2021-10-20発行予定)
核酸医薬 本領を発揮する創薬モダリティ
2021年11月号 Vol.39 No.18(2021-10-20発行予定)
【特集】個体発生とオルガノイド〜パターニングの理解と制御(仮)
2021年12月号 Vol.39 No.19(2021-11-20発行予定)
【特集】みんなのバイオDX(仮)
増刊号 Vol.39 No.20(2021-12-05発行予定)
細胞外小胞の生物学(仮)
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