※ タイトルはすべて仮題です.内容,執筆者は変更になることがございます.
編集/深見真紀(国立研究開発法人国立成育医療研究センター)
近年,「性差」が医学研究のトピックとして注目されています.しかし,これまでの性差研究は疫学調査が中心で,性差が生体機能や病態に与える効果を分子レベルで解明した研究は限定的です.2025年の分子生物学会で鈴木堅太郎先生・溝上顕子先生がオーガナイズされた「性差を科学する」シンポジウムは立ち見が出るほどの盛況でした.本企画では,性差研究をリードしている研究者にご自身の研究成果を含め,テーマとしている研究領域の最新動向について紹介していただくことにより,「性差の本質の理解」をめざします.(編者より)
編集/松岡悠美(大阪大学免疫学フロンティア研究センター)
細菌は単独で存在するのではなく,クオラムセンシングを介して集団としてふるまい,環境や宿主との相互作用のなかでその性質を大きく変化させる.本特集では,グラム陽性菌・陰性菌の異なるクオラムセンシングが薬剤耐性や病原性発現といった臨床的に重要な現象に,いかにして関与しているかを多角的に解説する.クオラムセンシングという生態系の理解を基盤として,病原性細菌の制御という新たな戦略を見出す契機となることを期待する.(編者より)