次号予告月刊実験医学

次号・2021年4月号 Vol.39 No.6(2021年3月19日発行予定)

特集/世代を超えるエピゲノム(仮題)

企画/井上 梓(理化学研究所)

生物は種の維持のため,ゲノムの乗り物として生殖細胞を作った.そして,子孫がゲノムを適切に読み解けるように,生殖細胞のゲノムに化学修飾を刻んだ.親から子へ,ゲノムに刻むメッセージ.これこそが,世代を超えるエピゲノムである.近年,超微量の核酸解析技術の開発により,生殖細胞のエピゲノムが形作られる様子と,それが次世代の胚に伝達される様子が視えてきた.本特集では,哺乳類における経世代エピゲノムの動態と機能について,これまでの研究の歴史を踏まえつつ,最新の話題をご紹介できたら本望である.生殖エピゲノム研究を長年に渡り牽引してきた先達から,その未来を担う若手への,世代を超えるメッセージ性のあるエピゲノム特集としたい.(企画者より)

  • 概論―獲得形質は遺伝するか【井上 梓】
  • 父性エピゲノムの確立【岡田由紀】
  • 父性エピゲノムの伝達【吉田圭介,石井俊輔】
  • 母性ヒストン修飾の確立【白根健次郎】
  • 母性ヒストン修飾の伝達【井上 梓】
  • クローン動物における経世代エピゲノムの異常【的場章悟,小倉淳郎】
  • ヒトにおけるエピゲノム伝達【岡江寛明,有馬隆博】

連載

  • いま知りたい!!
    • エレクトロポレーションの達人 〜vitroでもvivoでも!エレポでゲノム編集がうまくいく条件とコツ(仮)【武内恒成,森泉俊幸】
  • クローズアップ実験法
    • がん遺伝子を用いない無限分裂細胞の作成法(仮)【福田智一,清野 透】
  • その他

※ タイトルはすべて仮題です.内容,執筆者は変更になることがございます.

今後のラインナップ
増刊号 Vol.39 No.5(2021-03-15発行予定)
個人差の理解へ向かう肥満症研究
2021年4月号 Vol.39 No.6(2021-03-19発行予定)
【特集】世代を超えるエピゲノム
増刊号 Vol.39 No.7(2021-04-20発行予定)
日本人の疾患と健康のための公共データベースとバイオバンク
2021年5月号 Vol.39 No.8(2021-04-20発行予定)
【特集】ゲノム編集最新ツールボックス(仮)
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