次号予告月刊実験医学

次号・2024年12月号 Vol.42 No.19(2024年11月8日発行予定)

特集/オミクス、AI時代の生体イメージング技術
見えてきた動的多細胞社会と、ヒト生物学、診断への展開(仮題)

企画/菊田順一(神戸大学大学院医学研究科)

近年,生体イメージングを支える光学技術や光操作技術,AIを活用した生体画像解析技術などの技術革新が著しい.さらに,最新のオミクス解析技術と生体イメージング技術を融合して解析するなどさまざまな取り組みを行うことで,生体内の動的多細胞社会が次々と解明されつつある.生体イメージング技術は今や,生命科学の分野において幅広く活用され,将来の医療への応用も期待されている.本特集では,これらの生体イメージング技術の革新と,それらを利用した最先端の生命科学研究,臨床応用について紹介する.

  • 概論―生体イメージングで解き明かす動的多細胞社会【菊田順一】
  • 生体イメージングを実現する顕微鏡開発―より広く,深く,細密に【大友康平】
  • 遺伝子発現の光操作による生体イメージング技術【佐藤守俊】
  • AIによる生体イメージング画像解析技術の開発【瀬尾茂人】
  • 生体イメージングによる新たな免疫学研究【石井 優】
  • 生体イメージングによる幹細胞生物学研究【森田梨津子】
  • 生体イメージングによる神経科学研究【服部祐季】
  • 生体イメージングによるヒト組織の病理診断【松井崇浩】

連載

  • いま知りたい!!
    • iPS細胞で精神疾患は明らかにできるのか(仮)【有岡祐子,奥村啓樹】
  • クローズアップ実験法
    • 実践!ファイバーフォトメトリー(仮)【後藤哲平,田坂元一,宮道和成】
  • その他

※ タイトルはすべて仮題です.内容,執筆者は変更になることがございます.

今後のラインナップ
増刊号 Vol.42 No.17(2024-10-18発行予定)
マイクロバイオームと医療応用 全身の微生物叢が生理機能と病態をいかに制御するか?
2024年11月号 Vol.42 No.18(2024-10-18発行予定)
【特集】栄養分子と生体の相互作用 食理学
2024年12月号 Vol.42 No.19(2024-11-20発行予定)
【特集】オミクス、AI時代の生体イメージング技術(仮)
増刊号 Vol.42 No.20(2024-12-02発行予定)
細胞老化の真機能(仮)
2025年1月号 Vol.43 No.1(2024-12-20発行予定)
【特集】マルチモーダルデータの統合による生命科学と創薬(仮)
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