本特集では,一般社会および科学分野でのAIの発展を背景に,生命科学分野の研究者・学生が遅れをとらず,いい意味で「行動変容」を後押しするための入門的かつ実践的なAI活用術を提示したいと考えております.AI を使えていないのは能力ではなく機会の不足です.だからこそ「今日から使える」「高校生はもう知っている」「同業者はもうはじめている」レベルの応用例を豊富に示し,教員・学生の学び直しとリスキリングを後押しする内容にすることで,「この特集を読めば手を動かしてスタートラインに立てる」というきっかけになればと思っております.(編者より)
編集/神田元紀(東京科学大学ロボット科学分野/ラボラトリーオートメーション協会),加藤 月(理化学研究所研究DX 基盤開発チーム)
特集2では「特集1:研究が超絶はかどる ⽣成AI活⽤術」と連動し,AI活用の発展系として研究の完全自動化に向けた研究の最前線をお届けします.近年のロボティックスとAIの進化により,WET実験やDRY解析などの部分的な実験工程の自動化のみならず,研究アイデアの立案から論文執筆までをも行う「AIサイエンティスト」という概念も生まれてきました.本特集では,生物・化学・材料の各分野をリードする執筆陣が,現在の到達点と限界を「手加減なし」で解説します.加速する技術進展のリアルを提示することで,次世代の研究の在り方を問い直す機会になればと思います.
※ タイトルはすべて仮題です.内容,執筆者は変更になることがございます.