次号予告月刊実験医学

次号・2017年4月号 Vol.35 No.6(2017年3月20日発行予定)

特集/食欲・食嗜好の分子・神経基盤 (仮題)

企画/佐々木 努(群馬大学)

  • [SHARE]
  • Send to Facebook
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ヒトは,カロリー摂取のみにて食べるにあらず―先進国を悩ませる肥満は必要を超えた過食からひき起こされ,拒食症は分子機序に即した治療法がないことから最も予後の悪い精神疾患とされています.近年,第六の味覚の発見やオプトジェネティクスを組合せた食行動解析から,長らく謎に閉ざされていたヒトの食欲・食嗜好を司る分子・神経回路レベルの制御メカニズムが明らかになってきました.特集では,その最先端をご紹介いただくことで,ヘルスケアを基盤とした医学への新たなアプローチを提示します.

  • 概論─食嗜好研究の病態生理学的意義【佐々木 努】
  • 味覚系を介した食欲・食嗜好の制御機序【成川真隆,三坂 巧】
  • 嗅覚系を介した食欲・食嗜好の制御機序【山口正洋】
  • 消化管からの神経性情報伝達による食欲・食嗜好の制御機序【岩崎有作,矢田俊彦】
  • 血液脳関門を介した液性の栄養情報伝達による食欲・食嗜好の制御機序【田中智洋】
  • 恒常的摂食調節機構による食嗜好の制御機序【岡本士毅】
  • 報酬系・情動・学習記憶による食嗜好の制御機序【八十島安伸】
  • 食欲・食嗜好の性差【森本恵子,鷹股 亮】

連載

  • 特別インタビュー
    • 中村祐輔先生に訊く―これでいいのか、日本の医学研究者!(仮)
  • 最終回いま、がんのクリニカルシークエンスがおもしろい!
    • がんゲノムデータベースからcfDNAクリニカルシークエンスへ(仮) 【中川英刀】
  • その他