タンパク実験法　改訂第2版

序　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　竹縄忠臣

第１章　タンパク研究ストラテジー　　　　　竹縄忠臣

第２章　タンパク質精製法　　　　　　　　　宮崎　香
１　タンパク質精製を始めるまえに
２　カラムクロマトグラフィーによる精製
３　SDSポリアクリルアミドゲル電気泳動法（SDS-PAGE）によるタンパク質の精製

第３章　マイクロシークエンスのための操作
１　精製タンパク質のプロテアーゼ処理と逆相クロマトグラフィー
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　西平　順
２　SDS電気泳動からペプチド解析へ　　　　西平　順
３　ペプチドシークエンサーとマススペクトロメトリー
　　（MALDI-TOF MS）によるシークエンス分析
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山口　実
４　アミノ酸配列をもとにした合成DNAプローブによるスクリーニング
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　酒井正春

第４章　抗体作製　　　　　　　　　　　　　柴田昌夫　稲垣昌樹
１　免疫動物の選択と免疫
２　ハイブリドーマ作製法
３　抗Ash/Grb-2抗体の利用
４　抗ペプチド抗体の作製法
５　抗ペプチド抗体の応用

　 第５章　抗体を利用した実験法　　　　　　　浜口道成
１　免疫沈降法
２　抗体カラムを用いた抗原タンパク質の精製
３　抗ホスホチロシン抗体を用いたイムノブロッティング

第６章　キナーゼ活性測定法
１　in vivo実験法 （［³²P］ラベル，α・PY抗体）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　小林一彦　西川正勝
２　Aキナーゼ　　　　　　　　　　　　　　伊奈田宏康　関亦正幸　稲垣昌樹
３　Cキナーゼ　　　　　　　　　　　　　　伊奈田宏康　伊藤　光　稲垣昌樹
４　cdc2キナーゼ　　　　　　　　　　　　　辻村邦夫　稲垣昌樹
５　MAPキナーゼの精製法　　　　　　　　　田丸輝也　中川八郎
６　チロシンキナーゼの精製法 −新生ラット脳からのCskの精製
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　田丸輝也　中川八郎　岡田雅人
７　アクティビティーゲル法リン酸化反応の検出
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　田中　仁
８　リン酸化アミノ酸分析　　　　　　　　　伊奈田宏康　稲垣昌樹
９　リン酸化ペプチド抗体の応用　　　　　　松岡洋一郎　矢野竹男
10　合成基質を利用したキナーゼ活性測定　　伊奈田宏康　稲垣昌樹

第７章　発現タンパク質の作製と利用　　　　末次志郎　深見希代子
１　大腸菌によるタンパク質の発現と精製
２　バキュロウイルスによるタンパク質の発現と精製
３　融合タンパク質を用いた結合タンパク質の探索
４　発現タンパク質を用いた解析の注意点

　 第８章　動物細胞でのタンパク質の発現
１　プラスミドを用いた一過的な発現　　　　三木裕明
２　レトロウイルスベクターを用いた発現　　山口英樹
３　アデノウイルスベクターを用いた発現　　坂西義史

第９章　タンパク質分析とタンパク質の性質の解析
１　SDS−電気泳動（一次元電気泳動）　　　佐藤由佳子　深見希代子
２　二次元電気泳動によるタンパク質マッピング
　　−二次元電気泳動とマップ解析　　　　　石田友紀
３　ウエスタンブロット　　　　　　　　　　伊藤俊樹　深見希代子
４　ウエストウエスタン　　　　　　　　　　福岡麻衣子　深見希代子
５　ウエストウエスタンおよび抗体を用いたcDNAクローニング
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　福岡麻衣子　深見希代子
６　酵素反応速度定数（Km，Vmax）の決定法
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長野光司　深見希代子
７　BIACORE^(R)によるタンパク質相互作用の解析
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　橋本せつ子
８　蛍光標識によるタンパク質相互作用の解析−蛍光偏光度測定装置
　　BEACONを使用したタンパク質相互作用の解析
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　河村　啓