バイオ研究の動向と研究者

第１部　研究中心の世界からバイオ研究の動向をさぐる

第１章　研究論文からバイオ研究の動向をさぐるI：研究分野と研究ジャーナル
第１-１節　論文とは
第１-２節　どんな研究分野が成長株か？
第１-３節　どんな研究ジャーナルが優れているか？
第１-４節　研究対象キーワード・実験材料

第２章　研究論文からバイオ研究の動向をさぐるII：優れた研究テーマと優れた研究者
第２-１節　ノーベル賞をとるつもりの青年
第２-２節　『サイエンス・ウォッチ』
第２-３節　注目を浴びている論文をさぐる
第２-４節　注目を浴びている研究者が誰かをさぐる
第２-５節　再び，「スーパースター研究者」，「非常に優れた大学・研究所」，「注目を浴びている研究テーマ」をさぐる

第３章　研究学会からバイオ研究の動向をさぐる：ゴードンに毎回いってますか？
35歳夏の初体験／研究動向を“身体”で感じる／どんな研究集会が重要なのか？／スタディセクションは強力な情報源／ゴードン・コンファレンスから研究の動向をさぐる／情報源も知らせておこう

第２部　研究（者）をとりまく社会からバイオ研究の動向をさぐる

第４章　ノーベル賞からバイオ研究の動向をさぐる
不肖・ハクラク，“大宅壮一ノンフィクション賞”をねらう／賞には問題も多いけど／33歳か39歳に決定的な論文を書く／新方法の開発か新分子の発見がグッド／20代でアメリカにわたる／女性がとるのはなかなか大変

第５章　研究費からバイオ研究の動向をさぐる
研究者，3杯目もグッと出し／賞には問題も多いけど／アメリカから日本の研究費を見る／アメリカのバイオ研究費／研究は国民のために／日本のシステムを改善すべし

第６章　大学・大学院からバイオ研究の動向をさぐる
第６-１節　どお生きればいいの？
第６-２節　アメリカの大学院に入りますか？

第７章　収入からバイオ研究の動向をさぐる：バイオ研究者になるのは損か得か？
カネがあると幸福？／医者の収入は多い／大学教授の収入はパッとしない／M.D.は日本とアメリカで異なる／理系の修士号はマイナス・イメージ／コンピュータ屋さんに失業なし／研究者に対する世間の評価は低い／日本の大学教授

第８章　科学未来論と倫理からバイオ研究の動向をさぐる
第８-１節　チンパンジーとヒトのあいの子をつくりますか？
第８-２節　研究の倫理，研究者の倫理

第３部　研究（者）をとりまく社会からバイオ研究の動向をさぐる

第９章　アメリカにいる研究者・官僚の話からバイオ研究の動向をさぐる
NIH編：ケン・ヤマダ／モトヨシ・ノミズ（野水基義）／匿名／クニ・イワサ／ヨシ・ヤマダ（山田吉彦）／木全弘治／倉持隆雄／ケン・カケフダ／マサ・タムラ（田村雅仁） ／トール・ミキ（三木 徹）／菊池 健・樋口和憲／マユミ・イワタ（岩田 真由美）

UCLA編：フユ・タマノイ（玉野井 冬彦）／コー・ミタニ（三谷 幸之介）

NIH番外編＋α：アシュラム・アーメド／フレッド・ヤマダ／塩井純一／白楽ロックビル

付録１　論文引用に関する解説（技術編）
普通に文献をさがし慣れているアナタも，目からウロコ．文献引用回数で分類したデータベースの使用法と，知っていると得をする（？）研究論文の書き方の裏ワザを伝授！

付録２　論文引用に関する用語の一言解説（知識編）
本文中の見慣れない言葉はココで引こう！

コラム　アメリカウォッチング
本屋は読書家の天国／ノーベル賞受賞者にサインをもらう／図書館は使いやすくてウハウハ・・・・