バイオ研究マスターシリーズ:細胞周期集中マスター
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バイオ研究マスターシリーズ

細胞周期集中マスター

  • 北川雅敏/編
  • 2006年06月15日発行
  • B5判
  • 155ページ
  • ISBN 978-4-89706-941-8
  • 定価:4,180円(本体3,800円+税)
  • 注文不可
    在庫:なし

細胞周期の研究史から最新トピックスまでこの1冊で全てわかる!細胞周期の基礎知識と共に,発生・分化・老化・癌など生命現象への関わりを丁寧に解説!初学者が理解しやすいよう,概略図や重要事項のまとめも充実!

目次

【北川雅敏】

歴史編

1.研究の歴史
細胞周期研究のビッグバン【岸本健雄】

1.前史 −細胞周期の概念の成立
2.細胞周期エンジン
  1. 4つの独立した源流 −合流に向けた胎動期
  2. MPF,Cdc2,サイクリンの合流 −M期の制御
  3. 種々のサイクリン・CDKの発見 −細胞周期全体の制御
  4. CDK阻害因子(CKI)の発見
  5. サイクリン−CDK複合体の活性制御
3.細胞周期の正確さを保障するシステム
  1. チェックポイントの概念
  2. DNA保全(損傷・複製)チェックポイント
  3. 紡錘体チェックポイントとコヒーシン
  4. DNA複製のライセンシング
4.細胞周期研究の広がり
  1. 癌と遺伝子疾患
  2. 細胞分化と老化
  3. M期制御
  4. 減数分裂

2.ブレイクスルーとなった実験の歴史
細胞周期研究を支える実験技術【千葉櫻 拓】

1.分子遺伝学的手法
  1. 細胞周期変異株の分離
  2. 酵母細胞周期変異を相補する高等生物遺伝子の分離
2.細胞生物学的手法
  1. 細胞周期分布の解析
  2. 細胞周期同調法
  3. 細胞・組織イメージング技術
生化学的手法
  1. 無細胞系を用いた解析
  2. タンパク質相互作用・複合体解析
  3. リン酸化特異的抗体による解析

レビュー編

第1章 細胞周期を制御するリン酸化酵素【浦野 健】

1.リン酸化酵素の基本構造
  1. Aurora-Aの立体構造
  2. Aurora-AのATP結合部位
  3. Aurora-Aの活性化ループ
2.サイクリン依存性リン酸化酵素
  1. 名前の由来
  2. CDKの種類
  3. CDKの役割
  4. CDKの基質とリン酸化コンセンサス配列
  5. 基質の認識機構
  6. CDKの活性制御機構
  7. 臨床応用の可能性
3. Polo様キナーゼ 1
  1. 名前の由来
  2. Plkの種類
  3. Plk1の局在
  4. Plk1の役割
  5. Plk1の基質とリン酸化コンセンサス配列
  6. Plk1の構造学的特徴
  7. 臨床応用の可能性
4.Aurora
  1. 名前の由来
  2. Auroraの種類
  3. Auroraの局在
  4. Auroraの役割
  5. Auroraの基質とリン酸化コンセンサス配列
  6. Auroraの構造学的特徴
  7. 臨床応用の可能性

第2章 G1期の制御機構【加藤順也】

1.高等動物細胞のG1期を制御するRbタンパク質
2.哺乳類G1サイクリンとそのパートナーCDK
  1. サイクリンE
  2. サイクリンD
3.サイクリンDの制御と,発癌における脱制御
  1. サイクリンDの機能制御メカニズム
  2. サイクリンDの蓄積による発癌

第3章 DNA複製開始とその制御機構【石見幸男】

1.DNA複製開始機構の共通原理
2.真核細胞のDNA複製開始機構
  1. 開始点へのORCの結合
  2. MCM2-7複合体の活性化
  3. DNA合成
3.MCMタンパク質の機能
4.DNA再複製の阻止機構
5.DNA複製チェックポイント

第4章 M期における染色体分配メカニズム【大杉美穂,山本 雅】

1.分裂前期:分裂装置形成の準備
  1. 染色体凝縮と染色体腕接着の解除
  2. 中心体成熟と星状体形成
2.分裂前中期:分裂装置の形成と染色体整列
  1. 紡錘体形成
  2. 染色体整列
3.分裂中期:姉妹染色体間接着の完全解除
4.分裂後期:染色体の分配移動
5.分裂終期/細胞質分裂:核膜再形成と分裂溝形成,娘細胞の分離

第5章 チェックポイント−細胞周期の監視点【齋藤成昭,高橋考太】

1.順序正しい細胞周期進行を保障するチェックポイント
2.チェックポイントの生理的意義
3.損傷チェックポイントの分子機構
4.損傷・複製チェックポイントシグナルの伝達経路を切り替えるメディエーター分子
5.紡錘体チェックポイントの分子機構
6.紡錘体チェックポイントを発動する2つのトリガー:張力と結合
7.まとめと今後の展望

第6章 ユビキチンシステムによる細胞周期制御【服部隆行,北川雅敏】

1.ユビキチン依存性タンパク質分解による細胞周期制御
2.APC/C による細胞周期制御
  1. APC/Cの構造と基質認識
  2. APC/Cの活性制御
  3. APC/CによるM期制御因子の分解
3.SCF複合体による細胞周期制御
  1. SCF複合体の構造
  2. SCF複合体の基質認識
  3. SCF複合体による細胞周期制御
4.APC/CとSCF複合体の相互制御
5.そのほかのユビキチンリガーゼによる細胞周期制御
  1. p27のユビキチン化
  2. p53 のユビキチン化
  3. Rbファミリータンパク質のユビキチン化

第7章 細胞周期の異常と癌化および老化【冨永 薫】

1.細胞癌化
  1. 癌抑制遺伝子産物p53とレチノブラスト−マタンパク質(pRb)
  2. 4つの因子によるヒト正常線維芽細胞の癌化
2.細胞老化
  1. 細胞の分裂限界
  2. ストレス誘導性細胞老化
  3. 細胞老化は優性形質である
  4. 細胞老化を引き起こす4つの相補群
  5. 癌抑制機構としての細胞老化
3.今後の研究の展開

第8章 細胞周期と発生・分化【竹内 隆】

1.発生現象において細胞周期の制御はどうして重要か?
2.発生過程における細胞周期制御を時間軸で見る
3.組織の形態形成と細胞周期
4.組織の大きさの決定と細胞周期
5.増殖と分化の相互排他性

UP TO DATE

最新トピックスがわかる

見かけは当てにならない「Appearances are deceiving.」【浦野 健】
プロリンはお嫌いですか?【浦野 健】
細胞癌化の仲介役,サイクリンD1・CDK4プロテインキナーゼ【加藤順也】
どこまでなくせるサイクリン・CDK?【加藤順也】
CDK2に依存しないサイクリンEの機能【加藤順也】
まだまだ出てくるp53ユビキチンリガーゼ【加藤順也】
Claspin-Tim-TIPIN複合体によるDNA複製フォーク進行の制御【石見幸男】
クランプを介したCdt1の分解による複製の抑制【石見幸男】
ロスモンド-トムソン症候群の病因タンパク質RecQL4はDNA複製の開始に関与する【石見幸男】
DNA複製の開始とクロマチン構造の関係【石見幸男】
核膜のないM期での輸送担体Importinα/βの重要な役割【大杉美穂,山本 雅】
染色体は双方向性結合が確立されなくても中期板へと整列できる【大杉美穂,山本 雅】
長いチェックポイント停止の果てに−チェックポイントアダプテーション−【齋藤成昭,高橋考太】
紡錘体チェックポイント活性化の引き金−「結合」か「張力」か?−【齋藤成昭,高橋考太】
CDK阻害だけじゃ物足りない? 所変わって仕事も変わる!?【服部隆行,北川雅敏】
hTERTの発現はヒト細胞の癌化に必須か?【冨永 薫】
細胞老化は癌抑制機構として実際働いている【冨永 薫】
細胞老化にともなうクロマチン構造の変化【冨永 薫】
細胞老化は,癌化を促進してしまうのか?【冨永 薫】
サイクリンD1の発生と癌化における機能−本業,副業,どっちが大事?−【竹内 隆】
脳とくびれと細胞周期【竹内 隆】

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  • 【本書名】バイオ研究マスターシリーズ:細胞周期集中マスター
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