バイオインフォマティクスを専門としない生物学研究者を対象に，次世代シーケンシング（NGS）技術を使ったトランスクリプトーム解析（RNA-seq）をどのように実験デザインし，どのように膨大な遺伝子発現データから生物学的な情報を抽出するのか，その基礎的技術と考え方を身に付けることを目的としたコースです．RNA-seq入門では，RNA-seqによる発現変動解析の原理を理解した上で，実践的なデータ解析パイプラインを習得します．

【日程と実習内容】

RNA-seq入門：2024年7月31日（水） 10：00〜18：30／8月1日（木）09：00〜18：00　
NGS基本データフォーマット復習，NGS基本ツール，RNA-seq基礎，多変量解析，機能アノテーションとGO解析

【オーガナイザー】

重信秀治（基礎生物学研究所・教授），内山郁夫（基礎生物学研究所・准教授）

【講師】

佐藤昌直（北海道大学・准教授），山口勝司，西出浩世（以上，基礎生物学研究所・技術職員）

【場所】

基礎生物学研究所現地での参加とオンラインでの聴講参加のハイブリッド開催となります．

【オンサイト（現地）とオンラインの違い】

オンサイト（現地参加）では，基礎生物学研究所の会議室内で講義を受講していただきます．オンライン（聴講参加）では，現地の受講生が聞いている講義のスライドと講師の音声をWEB会議システムを通じて聴講していただきます．聴講参加の場合，講義中の質問対応は致しかねますのでご了承下さい．現地での参加が可能であるという方は，きめ細やかな対応が可能な現地参加をお勧めします．

【受講料】

無料

【受講対象者】

本トレーニングコースの受講対象者は，大学もしくは学術機関に所属する研究者，職員および学生といたします．

【申し込み方法】

コースホームページをご覧ください．　申込開始：2024年6月3日（月）　申込締切：2024年6月30日（日）