膜の負の曲率

細胞膜は内層と外層からなる脂質二重層構造を取っており,その内層の局所でPLDがPCを加水分解してPAを産生すると,PAは極性基が小さいので,細胞膜脂質二重層の外層に対して内層の面積が相対的に低下して外層と内層の曲率が変化するために膜が内側に突出する.これにより突出した細胞膜と分泌小胞の融合が引き起こされる.

実験医学増刊 Vol.28 No.20

参考書籍

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