ホスファチジルイノシトール4-リン酸5-キナーゼ

ホスファチジルイノシトール4-リン酸5-キナーゼ(PIP5K).ホスファチジルイノシトール4-リン酸のイノシトール環5位をリン酸化してPI(4, 5)P2を産生するリン脂質リン酸化酵素である.産生されたPI(4, 5)P2はさまざまなアクチン調節タンパク質やエンドサイトーシス関連タンパク質の活性を制御する.PIP5KはPAによって直接活性化されるが,PIP5Kの産生物であるPI(4, 5)P2はPLDの活性化補因子としても機能するため,PLDとPIP5Kはその代謝産物であるPAとPI(4, 5)P2を介して正のフィードバック効果をもつ.

実験医学増刊 Vol.28 No.20

参考書籍

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