日本語で胚盤葉上層という.受精卵から桑実胚になった後,胚内部に割腔とよばれる空間ができ胚盤胞を形成する.この胚盤胞のなかで,胎仔本体をつくるべき内部細胞塊の細胞は増殖して,胚盤葉上層とよばれる細胞層をつくる.この細胞層から,内胚葉,外胚葉,中胚葉細胞が発生し,いわば万能細胞と言える.