大脳皮質を抑制する一方,いわゆる大脳辺縁系には作用しないことから,解離性麻酔薬とよばれている.呼吸抑制や血圧低下などの有害作用がないことから,動物実験などでも用いられてきたが,副作用として幻覚や悪夢が出現することがある.