カエルの卵子を用いた実験で卵子の成熟を引き起こす因子(maturation promoting factor:卵成熟促進因子)として発見された.その後この因子は細胞周期に普遍的なものであることがわかり,MPFという略称はそのままだが,分裂中期促進因子(M-phase promoting factor)とよばれることもある.
MPFの分子実体は「サイクリンB-CDK1 + Greatwall」であることが実証された.