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グアニン四重鎖構造

ぐあにんよんじゅうさこうぞう

グアニンに富んだDNAやRNAが保持する核酸高次構造.4分子のグアニン塩基が水素結合によって正方形の平面配置をとった「グアニンカルテット」が,2つ以上垂直方向に積み重なることで形成される.グアニンカルテットの中心にカリウムなど一価陽イオンが結合することで安定化する.細胞内では,転写・翻訳制御による遺伝子発現調節,膜のないオルガネラの形成,テロメア維持などに関与する.(実験医学増刊4317より)

徹底解剖 タンパク質発現異常 疾患の原因が見えてくる!新機構27選

転写バースト、G4構造、有害エクソン、非典型翻訳、リボソーム不均一性、共翻訳フォールディング、凝集体形成、アミロイド…

田口英樹,松本有樹修/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです

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