これまでX線を利用したタンパク質結晶構造解析では,結晶のサイズが20~30μmであることが必要だった.しかし,GPCRの場合,10μm以下の微小結晶しか得られない.大型放射光施設Spring-8では結晶構造解析を行うのに必要十分な輝度をもった超高輝度1μmの微小ビーム(超高輝度マイクロビーム)をつくり出すことに成功した.