小脳顆粒細胞から起始する興奮性神経繊維で,1つの平行線維は,1つのプルキンエ細胞に対して1~2個しかシナプスを形成せず,グルタミン酸の放出確率も低い.しかしこういった平行線維が,1つのプルキンエ細胞に数十万本投射しており,多数の平行線維の協調的活動によって,プルキンエ細胞の活動は左右される.