ドキソルビシンはアントラサイクリン系に属する抗がん剤で容量依存的に心筋障害をひき起こすことが知られており,マウスの心筋症実験モデルとしてよく使用されるものの1つである.また老化マーカーである老化特異的ベータガラクトシダーゼ活性の亢進などを認めるため老化疑似モデルとして用いられることもある.