サーフェスレンダリングとは,得られた断層撮影画像の重ね合わせから,対象とするものの表面構造のみを抽出し,三次元画像を構築する三次元画像表示のための画像処理法(image processing)の手法である.サーフェスレンダリングによって囲まれた観察対象には,画像単位(二次元画像のピクセルに対し,三次元ではボクセル)の輝度情報が含まれる.これによって,囲まれた領域の,表面積,体積,総輝度値が計測可能となる.