Atg結合系

Atg結合系(Atgconjugation system).ユビキチン様タンパク質Atg12とAtg8は,ユビキチン結合反応と類似の活性化および転移を経て,それぞれAtg5とリン脂質ホスファチジルエタノールアミン(phosphatidylethanolamine)と共有結合する.これらの反応系はAtg12結合系,Atg8結合系とよばれており,Atg3,Atg4,Atg5,Atg7,Atg8,Atg10,Atg12,Atg16(L1)の8つのAtg因子から構成される.Atg結合系はオートファゴソーム前駆体である隔離膜の伸長や,オートファゴソーム閉鎖,オートファゴソーム輸送,選択的基質認識などにかかわる.

実験医学増刊 Vol.32 No.10
実験医学増刊 Vol.35 No.15

参考書籍

  • [SHARE]
  • Send to Facebook
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

バイオキーワード集:索引


A B C D E
F G H I J
K L M N O
P Q R S T
U V W X Y
Z        
数字 その他