正常細胞がアポトーシスにより自然細胞死した場合には,免疫アジュバント受容体による樹状細胞の活性化が不十分なために,T細胞へ第2シグナルを十分に供給できない.その結果,取り込んだ自己抗原をクラスⅠ分子とともに抗原提示する樹状細胞が抗原特異的CD8+T細胞に不活化 (免疫寛容) を誘導してしまうこと.