肥満症のなかでもBMI 35kg/m2以上の場合を高度肥満症とよぶ.日本人における頻度は1%未満とされるが,肺胞低換気や心不全など呼吸循環器系をはじめとする重篤な合併症を生じやすく,心理的な問題を抱えるなどしばしば治療抵抗性である.