ヒストンアセチル化

ヒストンにアセチル基が付加されるとヒストン-DNA間の静電的結合が弱くなり,クロマチン構造が弛緩することで転写因子などがDNAへ結合しやすくなり,遺伝子の発現が正に制御される.一方,アセチル化が除去されるとクロマチン構造が凝縮し,遺伝子の発現が抑制される.このヒストンのアセチル化は,アセチル基をヒストンに付加するヒストンアセチル化酵素(histone acetyltransferase:HAT)および,ヒストンからアセチル基を取り除くヒストン脱アセチル化酵素(histone deacetylase:HDAC)によって制御されている

実験医学増刊 Vol.34 No.10
実験医学増刊 Vol.34 No.15

参考書籍

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