薬剤抱合

シトクロムP450などの第一相反応により生成した官能基をもつ異物化合物にグルタチオン,グルクロン酸,そして硫酸が付加されると水溶性が増加するとともに,排泄の標識となる.例えば,抗がん剤ソラフェニブはシトクロムP450 3A4(CYP3A4)による酸化的代謝とグルクロン酸転移酵素(UGT1A9)によるグルクロン酸抱合により,排泄される.

実験医学増刊 Vol.35 No.10

参考書籍

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