Complementarity determining regionの略で相補性決定領域とよばれる.免疫グロブリンやTCRなどの抗原受容体の可変領域のなかで,抗原と接する領域の名前.抗原特異性を決定する重要な部分であり,体細胞組換えによって配列多様性がみられる.CDR1〜3まであるが3の部分が最も多様性に富み抗原特異性への寄与が高いと言われている.抗原受容体可変領域のCDR領域以外はFWR(frame work region)とよばれる.