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CreERT2

Creを誘導可能にするために,estrogen受容体と融合タンパク質にしたものがCreERであるが,内在性のestrogenに反応するという欠点があった.Chambonらのグループはestrogen受容体部分に点突然変異を複数導入し,内在性のestrogenに反応せず,tamoxifenに反応する性質をもった変異体を得,現在汎用されているのがCreERT2である.(実験医学増刊2920より)

がん幹細胞—ステムネス,ニッチ,標的治療への理解

genetic/epigenetic変異,微小環境,エネルギー代謝の特異性から見えてくる,治療抵抗性がん克服の戦略

須田年生/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです

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