タンパク質のポリユビキチン化と分解を担う酵素群（E1, E2, E3）のなかで，基質認識とユビキチン付加反応を司る酵素．HECT，RINGフィンガー，U-ボックス，PHDフィンガーの4つのファミリーが知られており，Fbxw7とSkp2はRING型に属する．（実験医学増刊4312より）

がん幹細胞とは何者なのか？　がんの「幹細胞性」を再定義する

可塑性と多様性のメカニズムを解明し、再発・転移の真の原因に迫る

後藤典子／編

E3ユビキチンリガーゼは，特定の基質タンパク質にユビキチンを付加し，プロテアソームによる分解の標的とする酵素群である．特にMuRF1（別名Trim63）やAtrogin-1（別名Fbxo32/MAFbx）は骨格筋の萎縮時にタンパク質の分解に重要な役割を果たすことが知られている．（実験医学増刊435より）

骨格筋の老化によるサルコペニア　その理解と戦略

筋生物学を超えた総合知で、運動・栄養・創薬による介入をめざす！

武田伸一／編