EAD
標的イオンに電子を与え,グリコシド結合を開裂することなく,ペプチド結合を選択的に開裂させる方法.電子銃を用いたECD(electron capture dissociation,電子捕獲解離法),電子供与体を供給し転移させるETD(electron transfer dissociation,電子移動解離法),与える電子の運動エネルギーを高めたEAD(electron activated dissociation,電子励起解離法)がある.アミノ酸残基のα炭素とαアミノ基の間が開裂され,c/zイオンが生成する.イミノ酸であるプロリンでは開裂しない.(実験医学2026年4月号より)
N-グライコプロテオミクス―糖タンパク質の種類・糖鎖修飾部位・部位ごとの糖鎖の網羅的解析法実験医学2026年4月号電子ビームを分子イオンへ照射することで不安定なラジカル状態を発生させ解離するフラグメンテーション法.電子ビームに与える運動エネルギー(eV)ごとに解離則が変化する.脂質解析では8〜20 eV程度のエネルギーを与えることで,基本骨格・極性基・側鎖の炭素組成を示す断片化イオンとともに,炭素間共有結合が開裂される.(実験医学増刊4115より)

マルチオミクス データ駆動時代の疾患研究
がん、老化、生活習慣病 最新のオミクス統合で挑む標的探索と病態解明
解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
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