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サイトカイン放出症候群

さいとかいんほうしゅつしょうこうぐん

サイトカイン放出症候群という呼称は,抗体医薬などの薬剤の静脈投与中あるいはその直後に,血中炎症性サイトカインの放出によって引き起こされる症状に対して使用される.悪寒,悪心,倦怠感,頭痛,発熱,頻脈,血圧上昇などの種々の症状を呈し,重篤な場合は,サイトカインストームに至る.(実験医学増刊3112より)

腫瘍免疫学とがん免疫療法

がんの進展・排除を司る免疫システムと逃避するがん―その制御による新たながん治療

河上 裕/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです

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