免疫原性細胞死
めんえきげんせいさいぼうし
日常的に生じるプログラム細胞死では,核内の核酸やミトコンドリアDNA,細胞質内のタンパク質が細胞外に放出されることなく,すみやかにマクロファージによって貪食されることで,比較的“静的”に細胞死が完結する.これに対し,免疫原性細胞死(immunogenic cell death:ICD)は,ダメージ関連分子パターン(damage-associated molecular patterns:DAMPs)の放出を伴い,免疫応答を誘導する細胞死の形態である.ICDはさまざまな細胞損傷などのストレスによって誘導され,放出されたDAMPsは自然免疫系レセプターとの相互作用を介して危険信号として機能し,免疫系を活性化させるアラーム因子として働く.(実験医学2026年2月号より)
固形がんに対するCAR-T細胞療法の改良開発実験医学2026年2月号解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
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