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負染色法

ふせんしょくほう

酢酸ウランなど重原子を含む染色剤で溶媒を置換し,乾燥して電子顕微鏡観察する手法.タンパク質構造は染色剤にあいた空洞として観察される.分解能2 nm程度が限界で,乾燥による試料の変形の可能性もあるが簡便で,電子顕微鏡を選ばず特殊な装置も必要ない.現在のクライオ電子顕微鏡法でも試料条件検討にほぼ必須の技術である.(実験医学2018年5月号より)

クライオ電子顕微鏡で見えた生命のかたちとしくみ

佐藤主税/企画

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです

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