めざせ実験の達人-トラブル回避のコツと最新キットで極める!
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めざせタンパク質定量と染色の達人
Question

Q8. 使用しているバッファーが干渉してしまいます.でも何とか測定したいのですが…

Answer
A.問題となる共存物の影響が無視できるまでバッファー・サンプルともに蒸留水で希釈してから測定してみよう
バッファー組成中にタンパク質定量キットに干渉する成分が含まれていても,許容濃度まで希釈すれば測定可能である.ただしこの場合,サンプル中のタンパク質濃度が十分に高い必要がある.
A.脱塩用ミニカラムや限外ろ過ユニットなどを用いて,干渉しないバッファーに“バッファー交換”しよう
影響を与えないバッファーへとバッファー交換を行うと測定できるが,バッファーを交換するとタンパク質サンプルの不溶化などが起こる場合があるため,注意が必要.
A.影響を受けない定量キットを探してみよう
近年は,界面活性剤,還元剤,変性剤などを比較的高濃度域まで許容するようなタンパク質定量キットがバイオラッド社やタカラバイオ社,サーモフィッシャーサイエンティフィック社などから発売されている.
A.阻害物質除去キットを用いよう
タンパク質を沈殿させることによって,共存する測定阻害物質を除去することが出来るキットがサーモフィッシャーサイエンティフィック社から販売されている.

Q7 バッファー干渉定量と染色のQ&A一覧へQ9 より正確な定量を

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プロフィール

森山先生
森山 達哉(Tatsuya Moriyama)
京都大学農学部食品工学科卒.同大学院農学研究科修士課程,博士課程ののち,京都大学食糧科学研究所助手 等を経て2005年に近畿大学農学部講師,2008年准教授.その間,1996年米国スタンフォード大学招聘研究員(1年間).毎日多くの元気な学生たちと一緒に,食品成分の生理機能性(特に脂質代謝への影響)と安全性(特にアレルゲン性)に関する研究を行っている.基礎研究だけでなく,社会の役に立つ「アウトプット」を意識した研究を進めています.
<著作>
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