動物とは,その名の通り「動く物」であり,われわれが社会のなかで日々忙しく動き回っているのと同じく,細胞は「個体」という社会のなかで動き続けている.細胞がいつ,どこで,どのように行動するのか,これは個体の生命機能を支える本質的現象であるが,固定・薄切した組織による従来の静的な解析では十分な検討が困難であった.近年の研究技術における飛躍的革新により,動きのある生命現象を,そのまま「生きたまま」で観察することができるようになり,生命科学上の多くの新概念が明らかになってきた.本特集では,多光子励起顕微鏡を用いた最先端の生体イメージング研究と,蛍光プローブ・光操作技術,核医学イメージングの現状について,最新の研究成果を交えて紹介する.
※本号の特設サイトでは,実際の4Dイメージング動画がご覧になれます!
生物学の進歩は,観察技術の革新と常に歩調を揃えています.特集では,2光子励起から核医学イメージング,蛍光プローブの設計や光操作まで,新世代の時空間イメージング技術を余すところなく紹介します!
本コンテンツは,2011年10月号特集「生きたままの姿を見る 4Dイメージング」を編集いただいた石井優先生が感じる,最新のイメージング研究の魅力と読者へのメッセージを収録し,配信しています.
本書は全国の羊土社取扱書店にてご購入いただけます.店頭にて見当たらない場合は,下記情報を書店にお伝え下さい.
お近くに取扱書店が無い場合,特に海外でご覧になりたい場合,羊土社HPでのご注文および発送も承っておりますので,下記ご参照のうえ,注文をご検討ください.
本書を羊土社HPにてご購入いただきますと,本体価格に加えて,送付先・お支払い方法などにより下記の費用がかかります.お手続き等詳細は書籍購入案内のページをご参照ください.
※この表は本書のみご購入いただいた場合の費用をまとめたものです.他の書籍を同時に購入する場合はお申し込み金額や重量により費用が異なってまいりますのでご注意ください.