ステロイドのエビデンス〜ステロイドの使い方の答えはここにある
  • 内容見本0
  • 内容見本1
  • 内容見本2

ステロイドのエビデンス

ステロイドの使い方の答えはここにある

  • 川合眞一/編
  • 2015年11月26日発行
  • A5判
  • 374ページ
  • ISBN 978-4-7581-1783-8
  • 定価:5,060円(本体4,600円+税)
  • 在庫:あり
書籍を購入する
PDFダウンロード

感染症やワクチン接種に影響するステロイドの用量は?妊婦・授乳婦にステロイド投与はできる?…等,臨床現場でよく出会う疑問を,エビデンスに基いて解消!ステロイドを使用する,あらゆる診療科の疑問に答えます!

目次

Color Atlas

第1章 リウマチ膠原病疾患

(1)関節リウマチにおけるステロイドの関節破壊抑制効果のエビデンスは?【川合眞一】

(2)プレドニゾロン5mg/日未満の低用量ステロイドに抗炎症効果はあるか?【川合眞一】

(3)ループス腎炎に対する高用量ステロイド療法のエビデンスは?【川合眞一】

(4)ループス腎炎に対するステロイドパルス療法のエビデンスは?【川合眞一】

(5)ステロイド漸減法や維持療法にエビデンスはあるか?【川合眞一】

(6)ステロイドは血管炎や炎症性筋疾患の予後を改善するか?【白井悠一郎,桑名正隆】

(7)リウマチ性多発筋痛症に対するステロイドのエビデンスは?【桑名正隆】

(8)全身性強皮症の治療にステロイドを使ってよいか?【桑名正隆】

(9)ベーチェット病でのステロイドの使用法は?【白井悠一郎,桑名正隆】

(10)IgG4関連疾患でのステロイドの使用法は?【白井悠一郎,桑名正隆】

第2章 呼吸器疾患【竹下 啓】

(1)COPDに吸入ステロイドは必要か?リスクはあるか?

(2)COPD急性増悪に対する全身ステロイドの効果は? 適切な投与量と投与期間は?

(3)成人喘息に対する吸入ステロイドのエビデンスは?

(4)気管支喘息発作(急性増悪)に対する全身ステロイドのエビデンスは?

(5)ARDSに対するステロイドの効果は? 投与するべきか?

第3章 循環器疾患【許 俊鋭】

(1)心筋炎に対するステロイドのエビデンスは?

(2)心臓サルコイドーシスに対するステロイドの有効性は?

(3)心アミロイドーシスに対するステロイドの有効性は?

(4)心臓移植時の薬物療法:ステロイドはどのように使えばよいか?

(5)開心術時のステロイド使用の有効性は?

第4章 消化器疾患【永山和宜,渡辺 守】

(1)潰瘍性大腸炎に対するステロイド投与のエビデンスは?

(2)ステロイドに抵抗性を示す潰瘍性大腸炎重症患者に対する治療は?

(3)活動性クローン病の第一選択薬はステロイド? 免疫調節薬?

(4)自己免疫性肝炎に対するステロイド投与のエビデンスは?

(5)急性肝炎(肝不全)・アルコール性肝炎に対するステロイド投与のエビデンスは?

(6)自己免疫性膵炎および類縁疾患に対するステロイド投与のエビデンスは?

第5章 腎疾患

(1)ネフローゼ症候群に対するステロイド療法のエビデンスは?【白井小百合,木村健二郎】

(2)IgA腎症に対するステロイド療法は長期予後を改善するか?【白井小百合,木村健二郎】

(3)尿細管間質性腎炎にステロイドは有効か?【白井小百合,木村健二郎】

(4)急性進行性腎炎症候群(ANCA関連血管炎を含む)に対するステロイド療法のエビデンスは?【要 伸也】

(5)急速進行性腎炎症候群(ANCA関連血管炎を含む)に対するステロイドパルス療法のエビデンスは?【要 伸也】

(6)腎移植におけるステロイドの使い方は? ①導入免疫抑制療法【板橋淑裕,相川 厚】

(7)腎移植におけるステロイドの使い方は? ②拒絶反応治療【板橋淑裕,相川 厚】

(8)腎移植におけるステロイドの使い方は? ③腎移植後再発性腎炎【板橋淑裕,相川 厚】

第6章 神経疾患【藤澤恵津子,福武敏夫】

(1)脳血管障害にステロイドは有効か?

(2)多発性硬化症に対するステロイドの使い方は?

(3)視神経脊髄炎に対するステロイドのエビデンスは?

(4)急性散在性脳脊髄炎に対するステロイドのエビデンスは?

(5)Duchenne型筋ジストロフィーに対するステロイドのエビデンスは?

(6)重症筋無力症に対するステロイドのエビデンスは?

(7)頭痛にステロイドは有効か?

第7章 血液疾患【富川武樹,木崎昌弘】

(1)再生不良性貧血にステロイドは有効か?

(2)自己免疫性溶血性貧血に対するステロイド療法のエビデンスは?

(3)白血病治療におけるステロイド併用にエビデンスはあるか?

(4)多発性骨髄腫治療におけるステロイド併用にエビデンスはあるか?

(5)血球貪食症候群に対するステロイドの使い方は?

(6)特発性血小板減少性紫斑病に対するステロイド療法のエビデンスは?

(7)血栓性血小板減少性紫斑病に対するステロイドの使い方は?

第8章 内分泌疾患・代謝疾患【赤水尚史】

(1)バセドウ病でステロイドを使う病態は?

(2)橋本病でステロイドを使う病態は?

(3)亜急性甲状腺炎に対するステロイド療法のエビデンスは?

(4)下垂体前葉機能低下症におけるステロイド補充療法の注意点は?

(5)副腎不全に対するステロイド補充療法の用量のエビデンスは?

(6)急性副腎不全に対するステロイドの使い方は?

(7)痛風発作に対するステロイド療法のエビデンスは?

第9章 整形外科疾患【宗圓 聰】

(1)テニス肘,肩峰下インピンジメント症候群,足底筋膜炎,腱障害などのスポーツ障害に対するステロイド注射の効果は?

(2)脊柱管狭窄症,坐骨神経痛,神経根障害などに対する硬膜外ステロイド注射の効果は?

(3)手根管症候群に対する局所ステロイド注射の効果は?

(4)急性脊髄損傷に対するステロイドのエビデンスは? 何時間以内に投与すべき?

(5)変形性膝関節症に対するステロイド注射の効果は?

(6)バネ指,腱鞘炎に対するステロイド注射の効果は?

(7)頸,肩,腕,腰,膝の痛みに対するステロイド注射の効果は?

第10章 皮膚疾患

(1)接触皮膚炎のかゆみに対するステロイド療法のエビデンスは?【益田浩司】

(2)蕁麻疹はステロイド療法の適応か?【益田浩司】

(3)天疱瘡に対するステロイド療法のエビデンスは?【益田浩司】

(4)尋常性乾癬に対するステロイド外用剤の使い方は?【加藤則人】

(5)帯状疱疹にステロイドは使用すべきか? するならいつ投与すべきか?【益田浩司】

(6)アトピー性皮膚炎に対するタクロリムス軟膏とステロイド外用剤の比較は?【加藤則人】

(7)アトピー性皮膚炎に対するステロイド外用剤のランクと使用期間に関するエビデンスは?【加藤則人】

(8)円形脱毛症にステロイドは効くのか?【益田浩司】

第11章 周産期医療【楠田 聡】

(1)母体へのステロイド投与は呼吸窮迫症候群の発症を抑制できるか?

(2)新生児の低血糖にステロイドを使用するか?

(3)新生児慢性肺疾患に対するステロイド療法のエビデンスは?

(4)先天性副腎過形成症におけるステロイドの使い方は?

第12章 小児科

(1)川崎病に対するステロイドのエビデンスは?【小林 徹,佐地 勉】

(2)若年性特発性関節炎におけるステロイドの使い方は?【伊藤保彦】

(3)急性リウマチ性心炎におけるステロイドは有効か?【佐地 勉,高月晋一】

(4)小児ネフローゼ症候群に対する初発時ステロイド治療のエビデンスは?【吉川徳茂】

(5)小児の喘息に対する最適な吸入ステロイドの種類と用量,使用法は?【濱崎雄平,松尾宗明】

(6)小児喘息コントロール不良時のステップアップの方法は?代わりに使用できる薬剤は?【濱崎雄平,松尾宗明】

(7)小児の軽症喘息のステップダウンの方法は?間欠療法の是非は?【濱崎雄平,松尾宗明】

(8)小児の強い急性喘息(中発作以上)において吸入ステロイドはどの程度全身性ステロイドに匹敵するか?【濱崎雄平,松尾宗明】

(9)小児のウイルス性喘鳴に対するステロイドの効果は?【濱崎雄平,松尾宗明】

(10)クループに対するステロイドの効果は?【濱崎雄平,松尾宗明】

(11)小児の細気管支炎に対するステロイドの効果は?【濱崎雄平,松尾宗明】

(12)小児の細菌性髄膜炎に対するステロイドの効果は?どの薬剤をいつ,どのくらい使用すべきか?【濱崎雄平,松尾宗明】

(13)点頭てんかんに対するステロイドの効果は?【松尾宗明,濱崎雄平】

第13章 眼科疾患

(1)アレルギー性結膜炎に使うステロイド外用剤の選択は?【山田直之,園田康平】

(2)ぶどう膜炎に対するステロイド療法のエビデンスは?【柳井亮二,園田康平】

(3)加齢黄斑変性におけるステロイド療法は有効か?【湧田真紀子,園田康平】

(4)視神経炎に対するステロイド療法のエビデンスは?【山田直之,園田康平】

(5)甲状腺眼症に伴う眼球突出に対するステロイド療法のエビデンスは?【柳井亮二,園田康平】

第14章 耳鼻咽喉科疾患【肥塚 泉】

(1)突発性難聴へのステロイド投与のエビデンスは?

(2)アレルギー性鼻炎に対するステロイド投与のエビデンスは?

(3)顔面神経麻痺に対するステロイド療法のエビデンスは?

第15章 集中治療【遠藤新大,内野滋彦】

(1)頭部外傷患者へのステロイド投与の効果は?

(2)成人の細菌性髄膜炎に対するステロイドの効果は?

(3)敗血症性ショックに対するステロイド療法のエビデンスは?

(4)ARDSに対するステロイドの有効性と安全性は?

(5)心停止患者における心肺蘇生中のステロイド投与の効果は?

第16章 周術期【加藤貴大,河本昌志】

(1)抜管後喉頭浮腫予防のためのステロイド投与の効果は?

(2)ステロイドカバーにエビデンスはあるのか?

第17章 副作用・相互作用

(1)ステロイド性骨粗鬆症対策のエビデンスは?【宗圓 聰】

(2)大腿骨頭壊死の予防は可能か?【宗圓 聰】

(3)小児の低身長に対する予防策はあるか?【宗圓 聰】

(4)妊婦・授乳婦にステロイド療法はできる?【川合眞一】

(5)感染症やワクチン接種に影響するステロイドの用量は?【川合眞一】

(6)ステロイド療法による副腎不全はどのくらいで回復する?【川合眞一】

(7)ステロイドが原因の薬物アレルギーはあるのか?【川合眞一】

(8)ステロイドとリファンピシンの相互作用の対策は?【川合眞一】

書評・感想
  • 領域ごとにまとまっていて非常に読みやすく、まず各項目のまとめを読んで、本文を読むか判断できるため効率的に使用できる印象を受けました。相互作用の章など、臨床の場で困る内容についてもエビデンスが紹介されており、非常に勉強になりました。

    最近読んだ他社の本では、「結局、目の前の患者さんに何ミリ使えばいいの?」という答えがわかりにくかったので、具体的な使用量などがわかる論文をベースに書かれている点でありがたく感じました。

    岡本武士(聖路加国際病院)

購入方法・送料について

本書は全国の羊土社取扱書店にてご購入いただけます.店頭にて見当たらない場合は,下記情報を書店にお伝え下さい.

  • 【本書名】ステロイドのエビデンス〜ステロイドの使い方の答えはここにある
  • 【出版社名】羊土社

お近くに取扱書店が無い場合,特に海外でご覧になりたい場合,羊土社HPでのご注文および発送も承っておりますので,下記ご参照のうえ,注文をご検討ください.

羊土社HPでのご注文について

本書を羊土社HPにてご購入いただきますと,本体価格に加えて,送付先・お支払い方法などにより下記の費用がかかります.お手続き等詳細は書籍購入案内のページをご参照ください.

分類 項目 費用
国内 消費税 +460円
送料 +500円
手数料(代引きのみ) +300円
海外 航空便送料 第1地帯(アジア、グアム、ミッドウェイ等) +750円
第2地帯(オセアニア、中近東、北米、中米) +960円
第2地帯(ヨーロッパ) +960円
第3地帯(アフリカ、南米) +1250円
EMS便送料 第1地帯(アジア、グアム、ミッドウェイ等) +1400円
第2地帯(オセアニア、中近東、北米、中米) +2000円
第2地帯(ヨーロッパ) +2200円
第3地帯(アフリカ、南米) +2400円

※この表は本書のみご購入いただいた場合の費用をまとめたものです.他の書籍を同時に購入する場合はお申し込み金額や重量により費用が異なってまいりますのでご注意ください.

こちらの書籍もお勧めいたします

  • 9784758127158
  • 9784758109772
  • 9784758127134
  • 9784758124157
  • 9784758124119
  • 9784758124126
  • 9784758110020