画像診断Q&A

レジデントノート 2011年12月号掲載
【問題】急性腹症のなかでMRI拡散強調像が診断に有用な疾患です

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症例

症 例
:30歳代 女性
主 訴
:発熱,下腹部痛
現病歴,身体所見
:3日前より38℃台の発熱と腰痛が出現し,救急外来受診し尿路感染症の疑いにて抗菌薬処方された.しかし発熱は持続し,本日朝より下腹部・心窩部痛を認めたため受診した.既往歴に特記事項なし.下腹部正中に圧痛あるも腹膜刺激症状はない.
検査所見
:WBC 12,400/μL(好中球85.7%),CRP 21 mg/dL.肝機能異常なし.入院時CT(図1,2),MRI(図3,4)を供覧する.

Question

  1. Q1. 子宮体部左側壁に子宮筋腫がある.子宮の背側に多房性嚢胞性腫瘤をみとめるが,何が考えられるか? CT冠状断再構成像(図2)に注目せよ.
  2. Q2. 多房性嚢胞性腫瘤の診断は? MRI拡散強調像(図4)に注目せよ.

プロフィール

松岡 陽治郎(Yohjiro Matsuoka)
国立病院機構長崎医療センター放射線科
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