画像診断Q&A

レジデントノート 2012年8月号掲載
【問題】気管挿管後の合併症の1つで,早期診断治療が予後を左右する重要な疾患です

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症例

症 例
:70歳代 女性
主 訴
:嗄声
病 歴
:胃癌に対し,全身麻酔下に腹腔鏡下胃切除術が施行された.術翌日より嗄声の出現を認めていたが,一過性のものとして経過観察されていた.しかし,術後5日目になっても嗄声の改善を認めなかったために原因精査目的に耳鼻咽喉科受診となった
身体所見
:喉頭ファイバー所見では,舌や軟口蓋の動きに問題なく,左右差もなし.声帯の動きの左右差は明らかで,左声帯が弛緩し発声時にスリットを認めた.最大発声持続時間は4~5秒であった

Question

  1. Q. 声帯レベル喉頭部の単純CTを供覧する(図1,2).
    嗄声の原因は何と考えられるか? 気管挿管後という病歴とCTでの披裂軟骨の位置の左右差に注目せよ.

プロフィール

松岡 陽治郎(Yohjiro Matsuoka)
国立病院機構長崎医療センター 放射線科
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