画像診断Q&A

レジデントノート 2012年8月号掲載
【問題】肺炎加療後も解熱せず来院した70歳代男性

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症例

症 例
:70歳代男性
現病歴
:1カ月半前より微熱および咳嗽があり,1カ月前から38℃台の発熱が続いていた.近医を受診してインフルエンザA型陽性と診断された.肺炎も合併していたため,アジスロマイシンを3日間内服後にクラリスロマイシンを内服していた.その後も微熱が持続し,さらに38.6℃まで上昇したため当院受診.咳嗽はおさまってきており,起床時に褐色の痰が少量出ていた
既往歴
:40歳時に高血圧症,肺化膿症(健診で異常陰影が残っていると言われている)
生活歴
:飲酒:毎日水割り3杯.喫煙:20本/日×50年,直近まで吸っていた
身体所見
:意識清明,体温37.3℃,SpO2 96%(室内気).呼吸音は減弱しているが,明らかな肺雑音は聴取しない
検査結果
WBC 11,100/μL(Neu 78.7%,Lym 13.6%,Mono 4.8%),RBC 340万/μL,Hb 11.2 g/dL,Plt 53.2万/μL,ESR 89 mm/時,CRP 7.15 mg/dL,TP 7.0 g/dL,Alb 3.4 g/dL,BUN 14.9 mg/dL,Cr 0.7 mg/dL,AST 18 IU/L,ALT 11 IU/L,LD 217 IU/L,ALP 275 IU/L,γ-GTP 36 IU/L,CK 117 IU/L,Na 141 mEq/L,K 4.7 mEq/L,PT-INR 1.0,APTT 36秒,HbA1c 5.8%

Question

  1. Q1. 胸部X線写真 (図1,2) の所見は?
  2. Q2. 診断は?
  3. Q3. 治療は?

プロフィール

前村 啓太(Keita Maemura)
JR東京総合病院呼吸器内科
山口 哲生(Tetsuo Yamaguchi)
JR東京総合病院呼吸器内科
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