画像診断Q&A

レジデントノート 2017年4月号掲載
頭部打撲後に嘔吐が出現した6歳男児

  • 画像はクリック/タップで拡大します

症例

症例は頭部打撲後に嘔吐が出現した6歳男児.来院時は意識清明で神経学的所見も異常はなかった.頭部CT(図1)を施行し,右側頭葉に一部脳組織の萎縮を認めたため,精査目的に当科紹介受診した.

身体所見
:痙攣や四肢麻痺,腱反射異常などはなく,神経学的な異常は指摘できない.
発達歴
:3歳児健診で発達障害の疑い,4歳時に広汎性発達障害と診断された.脳波検査にて入眠中にてんかん発作を指摘されたが,5歳時の脳波検査では改善傾向を認めた.保育所では単独行動が多く,集中力が短いと指摘されていた.小学校では特に問題は指摘されていない.ときおり頭痛の訴えがある.頭部の画像検査はこれまで施行されていない.

Question

  1. Q1 :CT(図1),MRI(図2)の所見は?
  2. Q2 :今後の対応は?

プロフィール

中井友美(Yumi Nakai)
岡山大学病院 卒後臨床研修センター研修医
飯田淳義(Atsuyoshi Iida)
岡山大学病院 高度救命救急センター
中尾篤典(Atsunori Nakao)
岡山大学病院 高度救命救急センター
サイドメニュー開く