画像診断Q&A

レジデントノート 2018年2月号掲載
湿性咳嗽,呼吸困難を主訴に来院した30歳代男性

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症例

  • 約2年前に咳嗽と緑色痰を主訴に近医を受診した.その後も緑色の喀痰を度々訴え,同院を複数回受診し投薬を受けていた.約1年前からは喘息の疑いで吸入ステロイドと長時間作動型β刺激薬の吸入(ICS/LABA)が開始となった.症状は持続し,抗菌薬,去痰薬など処方されるも軽快せず,6カ月前には39℃の発熱を認めた.症状増悪傾向で,呼吸困難を自覚するようになり,当科紹介受診した.
喫煙歴
:なし.
飲酒
:機会飲酒.
職業
:会社員(事務).
既往歴
:特記すべきことなし.
身体所見
:両側前胸部・側胸部でrhonchi聴取する,心雑音聴取しない.体温 37.7℃,血圧 140/83 mmHg,脈拍 95 回/分,呼吸数 18 回/分,酸素飽和度 SpO2 98%(room air).
検査所見
:白血球11,000 /μL,Hb 15.3 g/dL,血小板 334×103 /μL,TP 7.2 g/dL,Alb 4.5 g/dL,LDH 145 U/L(正常値118~223 U/L),ALP 200 U/L(正常値103~289 U/L),CRP 0.28 mg/dL.
尿所見
:タンパク(-),糖(-),潜血(-).

Question

  1. Q1 :画像所見(図1)はどうか?
  2. Q2 :どのような疾患を鑑別に考えて,次にどのような検査をするか?

プロフィール

北村淳史(Atsushi Kitamura)
聖路加国際病院 呼吸器内科
山口哲生(Tetsuo Yamaguchi)
東京メディサイトクリニック
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