菊池春人
研修医 臨くん
けんさん先生
尿試験紙には無色の還元型色原体(クロモーゲン)と過酸化物が含まれており,“赤血球中ヘモグロビンのペルオキシダーゼ様作用によって色原体が酸化されて発色する” という原理を用いているんだ.この反応はヘモグロビン単独あるいはミオグロビンでも生じるため,尿潜血は血尿に限らずヘモグロビン尿,ミオグロビン尿でも陽性となる.