西川真子
研修医 臨くん
けんさん先生
生体内での血小板数が減少していなくても,“自動血球分析装置の測定結果が見かけ上減少すること”を偽性血小板減少というんだ.偽性血小板減少の原因の多くは採血困難や転倒混和不足などによる凝固,EDTA依存性偽性血小板減少だよ.今回のように,急激な血小板減少を認めたものの全身状態に明らかな異常がないときには,まず “本当に血小板が少ないのか”,末梢血塗抹標本を確認するべきだね(図).実際には,急な血小板減少を認める場合,技師さんがあらかじめ血小板凝集の有無を確認してくれていることが多いんだ.