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トップページ > 本誌のご案内 > 2007年1-2月号 > 最新蛍光イメージング活用術【監修/宮脇敦史】
最新号(12月20日発行)
2007年1-2月号
(Vol.7 No.1)
定価 2,625円(税込)
バイテクノロジージャーナル最新号詳細

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目次
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最新蛍光イメージング活用術
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■ 製品紹介
■ コラム&レポート
■ 製品・サービス情報

最新蛍光イメージング活用術
【監修/宮脇敦史】

第11回 蛍光タンパク質遺伝子導入法(1) レンチウイルスベクターによる導入
    三好浩之
遺伝子導入の方法としてレトロウイルスベクターが一般に広く使用されているが,細胞に感染後ウイルスゲノムが宿主染色体に組み込まれるためには細胞分裂が必要なため,非分裂細胞への遺伝子導入が困難であることが最大の欠点である.これに対して,HIV-1(human immunodeficiency virus type 1)に代表されるレンチウイルスは,非分裂細胞に感染しウイルスゲノムが宿主染色体に組み込まれる.この性質を利用して作製されたレンチウイルスベクターは,分裂細胞にも非分裂細胞にも効率良く遺伝子を導入することができる.このベクターが開発されて約10年になるが,ようやく日本でも認知度が高まり利用されるようになってきた.本稿では,ベクター作製方法の最新のプロトコールと蛍光タンパク質遺伝子を利用したベクターの使用例を紹介する.

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